更年期とは、個人差があるが50歳前後で閉経する人が多く、この閉経の時期を挟んだ前後5年ずつの10年間、一般的に45~55歳頃を更年期という。 更年期には卵巣の機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少していく。その結果、ホルモンのバランスが崩れ、月経周期の乱れやエストロゲンの欠乏により心身にさまざまな不調が現われる。症状の種類や強さは個人差はあるが、更年期のさまざまな不調を更年期症状といい、仕事や家事など日常生活に支障をきたしてしまうほどの重いものを更年期障害という。 本検討は、更年期に入り体調の変化が気になり始めた被験者に対し、7日に1度のペースで合計8回アロマトリートメントを行い、KKスケール法を用いてQOLの変化を観察した。
手の舟状骨骨折は手根骨骨折の約8割を占めている。受傷機序は大きく分けて2つあり、ひとつは手首背屈位で手のひらをついて転倒した場合であり、もうひとつはパンチ動作で第2中手骨からの軸方向への圧力が舟状骨に剪断力として作用した場合である。 本検討は、転倒した際に舟状骨骨折し、その後右手のこわばりと痺れを主訴とし、首と肩の凝りと背中の張り、足の冷えを訴える78歳女性を対象に週1回のアロマトリートメントを8回行い、KKスケールを用いて主訴に対してホリスティックな観点からみたQOLの変化を観察したものである。
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