ホリスティックサイエンス学術協議会会報誌
Online ISSN : 2760-1218
Print ISSN : 1883-3721
最新号
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  • 兼松 晶美, Masami Kanematsu
    2025 年19 巻2 号 p. 1-23
    発行日: 2025/10/10
    公開日: 2025/11/16
    ジャーナル フリー

    膝関節はほぼ全体重を支持している関節であり、可動域が大きく障害が起こりやすい部位である。主な疾患として、加齢により軟骨が摩耗し、骨棘ができ、痛みが生じる変形性膝関節症があげられ、他にも半月板損傷、腱や靱帯損傷、痛風、関節リウマチ、膠原病などがある。厚生労働省の発表1)によると、高齢者の膝痛の主な疾患である変形性膝関節症の自覚症状を有する者は約1,000万人、潜在的な患者(X線診断による患者数)は約3,000万人と推定されていることからも膝痛に苦しむ人の数が多いことがわかる。本検討の被験者は本検討開始時には医療機関を受診しておらず、明確な疾患名の診断はされていなかったが、膝痛に悩まされていた。 本検討は、膝痛を発症した被験者に対し、アロマトリートメントを7日間に1回のペースで8クール行い、KKスケール法を用いて記録し被験者のQOLの変化を観察し、考察したものである。

  • 石畑 麻里子, Mariko Ishihata
    2025 年19 巻2 号 p. 24-46
    発行日: 2025/10/10
    公開日: 2025/11/16
    ジャーナル フリー

    パーキンソン病を発症した76歳の女性に対し、アロマセラピートリートメントを7日に1度のペースで10回行った。パーキンソン病は脳神経の疾患で、「神経変性疾患」に分類される。脳の黒質の神経細胞が減り、ドパミンが減少することにより発症する。黒質の変化の原因は現在明らかになっておらず、指定難病とされている。多くの場合は、中高年以降に発症し、日本ではやや女性の割合が高くなっている。本検討ではKKスケール法を用いてホリスティックな観点からQOLの変化を観察した。被験者は、手の震え、歩きにくさなど、パーキンソン病特有の症状に悩まされていた。結果として、手の震え、手に力が入らない、足裏の痺れ、歩きにくさなどの症状に改善傾向が見られた。アロマセラピートリートメントにより、日常の動作がしやすくなり、QOLが向上したことが示唆された。

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