日本信頼性学会誌 信頼性
Online ISSN : 2424-2543
Print ISSN : 0919-2697
ISSN-L : 0919-2697
38 巻 , 3 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 三好 元介
    2016 年 38 巻 3 号 p. 150-155
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/07/22
    ジャーナル オープンアクセス
    工業用 X線 CT 装置の現状と,今後の進展について述べている. X線管と 2 次元検出器の開発により, 広いエネルギー範囲の X 線が利用できるようになり,分解能も向上することで,マーケットが急拡大し ている.さらに,新しい分野として収束光学系と位相像の応用が期待される.
  • 村田 健太郎, 三好 元介
    2016 年 38 巻 3 号 p. 156-161
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/07/22
    ジャーナル オープンアクセス
    軽元素で構成されるソフトマターの内部構造を観察するための軟 X 線ナノ CT 技術を開発している. 低エネギーの軟X線発生のためのナノフォーカスX線管と第3世代コーンビーム法の組み合わせによる ナノトモグラフィー技術により,ソフトマターの観察が可能になった.工業応用として,CFRPやSi-MEMS の観察,生命科学分野での生体組織や細胞の観察例を紹介する.
  • 松井 元英
    2016 年 38 巻 3 号 p. 162-167
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/07/22
    ジャーナル オープンアクセス
    レールは鉄道の重要部材であるが,その材料劣化要因の一つである転がり疲労のメカニズムは十分に 解明されたとは言い難く,国内外でその解明に向けた取り組みが精力的に実施されている.本稿では, その取り組みの一つとして検討している X 線フーリエ解析について,車輪との繰り返し接触による転が り疲労がレール表層部の金属組織に与える影響と併せて,実物レールに適用した例について紹介する. X 線フーリエ解析は転位密度等の塑性ひずみに関連の深い指標を見積もることが可能である.使用履歴 の異なる実物レールを解析したところ,転がり疲労を受けたそれぞれの金属組織の相違を反映するよう に転がり疲労の影響が小さいと思われるものについてはX線フーリエ解析からも同様の結果が得られた. また,総じて転がり疲労層の最表面から内部に向かって転がり疲労による材料劣化が和らいでいくこと が確認された.このようなことから,レール転がり疲労層の最表面から急激に深さ方向に変化していく 材料劣化状態の定量化への適用が期待される.
  • 須山 敏康
    2016 年 38 巻 3 号 p. 168-173
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/07/22
    ジャーナル オープンアクセス
    食品や工業製品に対する信頼性や安全性の要求が高まっている.食品や工業製品の事故は,人命等に 関わることもあり,事故発生による消費者からの信頼低下は非常に大きい.製造メーカにとって信用, 信頼の確保は必至な状況となっている.近年,信頼性確保の手段として X 線による非破壊検査が普及し てきている.X 線撮像技術は,100 年以上前からある技術であり,古くはフィルムによる撮影などが行 われてきた.長い伝統を持ちながらもコンピュータの発展に伴うデジタルイメージングの普及,検出器 の高性能化により新たな市場に広がり続けている.本稿では,X 線検出の原理,応用から浜松ホトニク スのインライン用途向け X 線カメラの状況について説明する.
  • 夏原 正仁
    2016 年 38 巻 3 号 p. 174-179
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/07/22
    ジャーナル オープンアクセス
    製品の内部状態を破壊せずに見る方法として非破壊検査法がある.非破壊試験には,X 線検査,超音 波,磁粉探傷など複数あるが,実物画像の内部情報を実物よりも拡大し映像化する技術,構造を三次元 的に表示する技術は X 線検査,X 線 CT システムとなる.
feedback
Top