リハビリテーション連携科学
Online ISSN : 2435-7111
Print ISSN : 1880-7348
最新号
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原著
  • ―認識共有と関係性充実感に着目して―
    宮野 雄太
    原稿種別: 原著
    2026 年27 巻 p. 1-8
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/09/05
    ジャーナル フリー

    抄録:【目的】本研究は,特別支援教育支援員と担任の連携状態を測定する尺度を,認識共有と関係性充実感の2側面から探索的に作成し,その因子構造を検討することを目的とした.【方法】Web調査を実施し,通常の学級担任,特別支援学級担任,特別支援教育支援員から得た175名の回答を分析対象とした.尺度の項目分析を行った後,最尤法およびジオミン回転による探索的因子分析を実施した.【結果】認識共有尺度は5項目1因子構造,関係性充実感尺度は3項目1因子構造が得られ,いずれも十分な内的一貫性を示した.また,両尺度間には強い正の関連が認められた.【考察】特別支援教育支援員と担任の連携は,認識共有と関係性充実感という2側面から捉えられる可能性が示唆された.本研究は探索的段階であり,今後は項目の精緻化や別サンプルによる検証が必要である.

  • 藤川 雅人
    原稿種別: 原著
    2026 年27 巻 p. 9-17
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/09/19
    ジャーナル フリー

    抄録:【目的】特別支援学校に在籍する医療的ケア児の担当教師が認識する,医療的ケア児を指導するために必要な実践力について検討することであった.【方法】特別支援学校(肢体不自由)の教師を対象に自由記述で回答を求め,KH Coderによる共起ネットワーク分析を行った.【結果】6つのカテゴリーが抽出され,「医療的ケアの知識を基にした医ケア児の状態を伝えるコミュニケーション」,「緊急時の対応と看護師との連携による専門的知見の活用を通した授業実践」,「保護者との連携と信頼関係の構築」,「日常的な健康観察と異常の早期発見」,「実態把握と情報共有」,「安全・安心な学校生活を送るための環境整備」と命名された.【結論】これらのカテゴリーは医療的ケア児担当教師が認識する,医療的ケア児を指導するために必要な実践力であることが示唆された.

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