【目的】人工呼吸器装着患者に対し電子カルテオーダリングシステムを用いた自発覚醒トライアル(spontaneous awakening trial:SAT)および自発呼吸トライアル(spontaneous breathing trial:SBT)の人工呼吸器離脱プロトコルの有用性を検討した。
【方法】対象は、2022年6月~2023年6月の期間に当施設のオープン救急ICU、オープンHCUにて人工呼吸器管理を行った117名で、プロトコル使用群およびプロトコル非使用群に傾向スコアマッチングを実施したそれぞれ28名を対象とし、プロトコル使用の有用性について検討した。
【結果】プロトコル遵守率は70%であった。プロトコル使用群で人工呼吸器装着期間(p=0.02)および滞在日数は有意に短縮した(p=0.01)。
【結論】電子カルテオーダリングシステムを活用した人工呼吸器離脱プロトコルの遵守率は70%であり、プロトコル遵守率向上につながる可能性が示唆され、また人工呼吸器離脱プロトコルの導入は、人工呼吸期間やICU滞在日数を短縮した。
抄録全体を表示