理学療法学
Online ISSN : 2189-602X
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早期公開論文
早期公開論文

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早期公開論文の8件中1~8を表示しています
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  • 浅川 育世, 佐野 岳
    論文ID: 11466
    [早期公開] 公開日: 2018/06/16
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】総合事業等で参加を評価するために必要な項目を,国際生活機能分類(以下,ICF)より選定することを目的に調査を実施した。【方法】茨城県において介護予防にかかわるリハビリテーション専門職106名を対象に,ICF の活動と参加の第6 章から第9 章の83 コードについて,参加を評価する項目としての必要度を調査した。調査にはデルファイ法を応用し,同一回答者に対し3 回の調査を実施した。その際,調査の2 回目,3 回目については前回の回答状況を回答者にフィードバックした。【結果】最終的に,34 コードが総合事業等で参加を評価する際に必要な項目としての同意を得た。【結論】34 コードについては,他者とのかかわりにおいて成立する項目が多く見られた。

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  • 松田 雅弘, 新田 收, 古谷 槇子, 楠本 泰士, 小山 貴之
    論文ID: 11343
    [早期公開] 公開日: 2018/06/15
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】発達障害児はコミュニケーションと学習の障害以外にも,運動協調性や筋緊張の低下が指摘され,幼少期の感覚入力問題は運動協調性の低下の原因のひとつだと考えられる。本研究は幼児の運動の協調性と感覚との関連性の一端を明らかにすることを目的とした。【方法】対象は定型発達の幼児39 名(平均年齢5.0 歳)とした。対象の保護者に対して,過去から現在の感覚と運動に関するアンケートを実施した。運動の協調性はボールの投球,捕球,蹴る動作の25 項目,80 点満点の評価を行った。5,6 歳児へのアンケート結果で,特に感覚の問題が多かった項目で「はい」と「いいえ」と回答した群に分けて比較した。【結果】「砂場で遊ぶことを嫌がることがあった。手足に砂がつくことを嫌がった」の項目で,「はい」と回答した群で有意に運動の協調性の総合点が低かった。【結論】過去から現在で表在感覚の一部に問題を示す児童は,児童期に運動の協調性が低い傾向がみられた。

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  • 奥山 航平, 川上 途行, 土元 翔平, 小倉 美帆 , 牛場 潤一, 水野 勝広, 里宇 明元
    論文ID: 11393
    [早期公開] 公開日: 2018/06/14
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】本研究は,マーカーレスで簡便に動作計測が可能なKinect を用いて脳卒中片麻痺患者のリーチ可能なワークスペース(Reachable Workspace:以下,RWS)を評価し,従来の臨床評価指標との関係から,上肢運動機能評価手法としての併存的妥当性を検証することを目的とした。【方法】対象は脳卒中片麻痺患者20 名とした。8 パターンの上肢動作遂行中における手部の空間座標データから麻痺側および非麻痺側のRWS を評価した。非麻痺側RWS に対する麻痺側RWS の比率(以下,RWS 比)とFugl-Meyer Assessment 上肢項目(以下,FMA-UE)の合計点について,Spearman の順位相関係数を用いて相関関係を検討した。【結果】RWS 比とFMA-UE は強い正の相関を示した(r = 0.88, p < 0.01)。【結論】RWS 評価は麻痺側上肢の近位運動機能を定量的に評価する指標として妥当であることが示された。

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  • 米永 悠佑, 簑田 和樹, 広田 美江, 松瀬 博夫, 志波 直人
    論文ID: 11370
    [早期公開] 公開日: 2018/06/08
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】Cancer Functional Assessment Set(以下,cFAS)の有用性を示すために,Barthel Index(以下,BI)との併存的妥当性と内容的妥当性について検証することである。【方法】理学療法を処方された入院がん患者の年齢,性別,原疾患,治療内容,Eastern Cooperative Oncology Group Performance Status Scale(以下,ECOG-PS),BI,cFAS を後方視的に調査した。検証内容は,cFAS とBI の関連,cFAS とBI の天井・床面効果の有無を調査した。【結果】cFAS とBI には有意な相関関係を認めた。cFAS はいずれのECOG-PS においても天井・床面効果を認めなかった。【結論】cFAS はがん患者のADL 能力を反映しており,全身状態が良好の場合から不良の場合において的確に心身機能とADL 能力の評価が可能であることが示唆された。

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  • 田中 惣治, 本島 直之, 山本 澄子
    論文ID: 11359
    [早期公開] 公開日: 2018/06/07
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】片麻痺者の麻痺側膝関節の動きによる歩行パターン分類を基に,歩行パターン別に歩行各相の割合が短縮,もしくは延長するかを調べ,その運動学・運動力学的要因を分析した。【方法】回復期片麻痺者121 名を対象とし,三次元動作分析装置と床反力計を用いて歩行を計測した。【結果】歩行パターンにより違いがみられた時間因子は単脚支持期と前遊脚期時間であった。前遊脚期時間はこの時期に膝関節が十分屈曲するかが重要となり,足底屈モーメントによるPush off の減少が膝屈曲角度の低下に影響している。特に荷重応答期に膝関節が過伸展する歩行パターンは,前遊脚期で膝屈曲モーメントが大きく膝関節が屈曲しにくくなり,前遊脚期時間が延長するのが特徴である。【結論】片麻痺者の歩行パターンにより前遊脚期時間に差がみられ,その運動学・運動力学的要因は歩行パターンで異なることが明らかになった。

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  • 澤島 佑規, 矢部 広樹, 野村 宜靖, 足立 浩孝, 村田 真也, 田中 善大
    論文ID: 11360
    [早期公開] 公開日: 2018/06/06
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】急性期の脳領域の損傷度から回復期リハビリテーション病棟(回復期病棟)退院時の歩行自立度が予測可能か検討することを目的とした。【方法】対象は被殻出血患者115 例とし,退院時のFIM の歩行点数から自立群および非自立群,介助群,不可群に分類した。急性期のCT にて,側脳室レベルの6 領域,松果体レベルの14 領域の計20 領域の全体面積と出血面積を測定し,損傷度(出血面積/ 全体面積× 100)を%値にて算出した。20 領域の損傷度に加えて出血量,脳室穿破の有無を測定し,ロジスティック回帰分析およびROC 解析にて歩行の自立/非自立,介助/不可を判別するカットオフ値を算出した。【結果】歩行自立/非自立は内包後脚中部の損傷度(60.4%)と出血量(27.4 ml),歩行介助/不可は内包後脚前部の損傷度(16.8%)が有意に抽出された。【結論】内包後脚前部と中部の損傷度,出血量から歩行自立度の予測が可能であると示唆された。

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  • 上村 一貴, 山田 実, 岡本 啓
    論文ID: 11411
    [早期公開] 公開日: 2018/06/02
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】アクティブ・ラーニング型教育介入のフレイル予防に向けた効果を検証することとした。【方法】対象は地域在住高齢者84 名とし,介入群と対照群にランダムに割りつけた。介入群には,週1 回90 分,24 週間の教育介入を行い,調査学習などを通じて健康行動を促進した。効果判定指標は,メンタルヘルス,身体機能,ライフスタイル関連要因,プレフレイルの有無とした。【結果】脱落を除く79 名を分析対象とした。Apathy Scale,歩行速度,5 回椅子立ち座りテスト,身体活動量,食品摂取多様性得点,健康管理に対するセルフエフィカシー得点に時間と群の有意な交互作用が認められ(p < 0.05),介入群では対照群に比較して改善した。また,介入群でのみ,プレフレイルの割合が有意に減少した。【結論】アクティブ・ラーニング型教育介入は,意欲向上,ライフスタイル変容,および身体機能改善に有効であり,フレイル予防に寄与することが示唆された。

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  • 小林 陽平, 藤野 雄次, 牧田 茂, 竹田 浩明, 福原 弘之, 長田 正章
    論文ID: 11413
    [早期公開] 公開日: 2018/05/24
    ジャーナル フリー 早期公開

    【目的】先行研究で考案した急性期脳血管障害患者における歩行予後予測モデルの交差妥当性を当院での検証標本を用い検討した。【方法】急性期脳血管患者62 例を対象に,先行研究に準じてThe Trunk Control Test,脳卒中運動機能障害重症度スケール,疾患(脳梗塞または脳出血),年齢を発症5 日以内に評価した。次に当院検証標本に予後予測モデルを使用してROC 曲線からカットオフ値を検討し,歩行自立/ 非自立を予測した。【結果】当院の検証標本でのカットオフ値は0.953,判別的中率は85.5% の判別が可能であった。【結論】先行研究で考案した歩行予後予測モデルの交差妥当性は高く,臨床応用が可能であることが示唆された。

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