巻号一覧
10 巻, 3 号
選択された号の論文の7件中1～7を表示しています
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谷 浩明1995 年 10 巻 3 号 p. 121-126
発行日: 1995/08/20
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー理学療法を施行する際，患者がどのような姿勢調節の方法をとっているのかを理解するのは重要なことである。本稿では，姿勢制御がどのようなストラテジーで行われるかについて説いたNashnerの理論を紹介する。また，この姿勢制御に影響する因子，疾患を持った患者における姿勢制御の方法についてもあわせて概説する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2892K) -
西條 富美代1995 年 10 巻 3 号 p. 127-134
発行日: 1995/08/20
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー作業姿勢に視点をおき，負担との関係において姿勢を考えた。従来，多くの分野で作業姿勢に関する研究が行われており，その結果が作業管理などの諸規定や指針に反映され，さらに改善のための指標として用いられていた。しかし，介護という作業に関しては，姿勢研究が少なかった。今後，理学療法士として，介護動作と身体的負担に関する研究を行っていく必要性が示唆された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3904K) -
石川 朗, 亘理 克治1995 年 10 巻 3 号 p. 135-139
発行日: 1995/08/20
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー姿勢制御からみて，下肢切断とは中枢神経自体に問題があるのではなく，末梢の固有受容器と運動器が一部欠損した状態といえる。そのため，平衡機能は切断者の能力と義足の能力の両面より考える必要がある。姿勢制御の評価法のひとつである重心動揺検査に主に焦点をあて，下肢切断の姿勢制御について論じる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2811K) -
藤田 博暁1995 年 10 巻 3 号 p. 141-147
発行日: 1995/08/20
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー老人の姿勢分類について，臨床的な分類方法を紹介し，加齢と姿勢調節機能の変化について紹介を行った。また，姿勢調節機能の中で，動的立位保持能力に注目し，転倒事故との関連について分析を行い，転倒事故と閉眼片足立ち試験において，転倒事故経験を有する群で低下が見られた。老人における転倒事故の予防には，身体機能の特徴を十分に把握した上で，本人を取りまく物的環境との不均衡にも注意することが大切と考える。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3245K) -
高橋 利幸1995 年 10 巻 3 号 p. 149-160
発行日: 1995/08/20
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリーヒトの姿勢は長い生物進化の変遷の宋辿り着いた一つの特異な，しかし高度な形態であると言える。形態は通常，周囲の環境から求められる機能に呼応する形で作られ，ヒトも例外ではない。本文の前半はヒトの姿勢に至るまでを系統発生学的に振り返えり，生物の精緻な機構と形成とを概観し，後半では主に脊柱の構造と機能の観点から，姿勢保持に関して文献的な考察を行った。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6516K) -
奈良 勲, 弓削 類, 藤村 昌彦1995 年 10 巻 3 号 p. 161-166
発行日: 1995/08/20
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー姿勢調整の評価とトレーニング法について概要を述べた。理学療法の対象となる患者の多くは，その疾患の種類を問わず直接，あるいは間接的に姿勢調整障害を呈している。したがって，姿勢調整の評価とトレーニングに際しては，姿勢調整に影響を及ぼすと思われるすべての要素を考慮しなければならない。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3086K) -
臼井 永男1995 年 10 巻 3 号 p. 167-173
発行日: 1995/08/20
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー重心動揺からみた，立位の安定性の年齢による変化の様相は，おおむね以下のように要約することができる。幼児期から10歳前後までは急速に安定性が向上するが，60歳代以降には再び著しい低下傾向を示す。なお，このいずれの時期も女子の方が男子に比べて重心動揺は小さく安定性に優れている。踵からの重心位置は，年齢に伴って徐々に足先方向に偏椅するが，高齢になっても若年成人の値と変わらない。立ち始めの幼児は，支持脚と運動脚が共に利き手側にあるが，運動発達に伴って支持脚が反対側に分離していく。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3668K)
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