根の研究
Online ISSN : 1880-7186
Print ISSN : 0919-2182
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11 巻 , 4 号
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  • 山本 洋子
    11 巻 (2002) 4 号 p. 147-154
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    酸性土壌では植物の生育が阻害され, その主要な生育阻害因子はアルミニウム(Al) イオンと考えられている. 土壌水中のAlイオン濃度は, 土壌の酸性化に伴って増加し, 根端の分裂・伸長域に特異的に集積して, 細胞伸長を直ちに阻害する. このようなAlイオンによる根の生育阻害機構を細胞や分子のレベルで明らかにすることを目的に, タバコ培養細胞株を実験材料として導入し, 培養細胞と根におけるAlに対する応答反応を比較検討した結果, Alが活性酸素とミトコンドリアの機能障害を誘発し, 活性酸素が決定因子となって細胞増殖 (根の場合は細胞伸長) が阻害される新しいタイプのAl毒性機構を見い出した.
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  • 松尾 喜義
    11 巻 (2002) 4 号 p. 155-159
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    茶樹の木化根と根株の外部形態における品種系統間差異について, 遺伝資源を含む多様な系統, 農林品種登録された実用茶樹品種, 現在日本の茶園の約8割で栽培されている品種‘やぶきた’における個体間, 実生で育成された60年生茶樹の個体間, 成木と幼木, で比較検討した. 茶樹の木化根には, 本数・長さ・太さ・根表面の状態・屈曲の程度・分枝発生程度・キクイムシによるとみられる食害発生・腐朽の難易など多様な項目で大きな変異が認められた. 茶樹の根株においても, 巨大な根株を形成しやすい系統と形成しにくいものが認められた. さらに‘やぶきた’では同じ品種内の個体による変動がかなり大きいこと, 実生育成茶園でも個体間で多様な変異があること, 幼木にも成木の特徴の一部が現れることを明らかにした. これらの結果から養分吸収効率など重要な生理機能を改変する視点から根系の変異を記録・評価することの必要性を指摘した.
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  • 小池 孝良, 香山 雅純, 北尾 光俊
    11 巻 (2002) 4 号 p. 161-169
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    各種環境条件による冷温帯構成樹種の成長の仕方には樹種固有の反応があり, 特に共生菌類の活動に成長が左右される樹種では, 根圏の栄養塩類の存在形態や地上部のCO2濃度にも大きな影響を受けることが解明された. 北海道に広く分布する蛇紋岩土壌のように貧栄養でニッケルなど有害元素を含む特殊士壌でのアカエゾマツの根の成長には, 外生菌根菌の活動が不可欠であることが示唆された. マンガン過剰障害は, 野生植物ではあまり問題視されてこなかったが, 生態系修復や陸域のCO2固定機能向上のための緑化を進める基礎資料として主要な落葉広葉樹5種のマンガン耐性を調べたところ, シラカンバ類は高い耐性能力をもつことを実験的にも確認できた. この耐性樹種を用いて荒廃地の造林に貢献できると考えられる. さらに, 個体サイズの発達に合わせて栄養塩を指数関数的に与える方が, カラマツ類の根の成長を促したが, 施肥量を増やすとかえって低下した. 共生する微生物 (Frankia) では, 寄主であるケヤマハンノキを高CO2で生育させると栄養塩を制限したときには, 施肥処理個体と変わらない成長が見られ, 根粒の発達も著しかった. 将来の温暖化環境では共生微生物の生態系における役割が重要になると考えられる.
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  • 中野 有加
    11 巻 (2002) 4 号 p. 171-173
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
  • 11 巻 (2002) 4 号 p. 176-205
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
  • 11 巻 (2002) 4 号 p. 215
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
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