根の研究
検索
OR
閲覧
検索
14 巻 , 4 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
  • 島村 聡, 望月 俊宏
    14 巻 (2005) 4 号 p. 149-155
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    通気組織は成因により, 基本組織内に形成される一次通気組織とコルク形成層 (二次分裂組織) から形成される二次通気組織に分類される. 古くは「通気組織」という用語は二次通気組織のことを意味し, 19世紀初頭からその形態形成に関する研究が行われてきた. 二次通気組織はコルク組織と相同関係にあり, コルク組織が死細胞から構成されているのに対して, 細胞壁がスベリン化しない生細胞から構成される白色のスポンジ状組織である. 耐湿性が強い植物では, 湛水条件下において, 茎, 胚軸から主根, 不定根および根粒に至るまで連続して形成され, 茎基部では大気中の酸素を植物体に取り込む皮目のような役割をすると同時に, 地下部組織へ酸素を供給している. 耐湿性が強いマメ科植物では, 湛水条件下においても二次通気組織を通じて酸素と同時に窒素が供給されるため, 根粒は高い窒素固定能を維持している. 現在のところ, 二次通気組織の形成機構や通気機能に関する研究は基礎的段階にあるが, 今後の研究進展によって二次通気組織の利用による畑作物への耐湿性付与が期待される.
    抄録全体を表示
  • 趙 仁貴, 劉 建, 塩津 文隆, 豊田 正範, 楠谷 彰人, 武田 真, 一井 眞比古
    14 巻 (2005) 4 号 p. 157-164
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    水稲品種オオチカラ由来の短根性準同質遺伝子系統IL-srt1の生育および根系形態を圃場試験とポット試験で調査し, オオチカラとの比較を通じて短根による地上部地下部関係への影響を検討した. IL-srt1の株当たり地上部乾物重, 分げつ数, 総根長および総根重は, 試験方法にかかわらずほぼ全生育期間でオオチカラを下回っていたが, 株当たり冠根数に差はなかった. 根重/根長比は根の平均直径が太いためにIL-srt1の方が高かったが比重に差はなかった. モノリス法による根系調査の結果, 生育時期や土壌位置にかかわらずIL-srt1の根長密度は低く, 根域は狭かった. 株当たり地上部乾物重の差は茎数の違いに基づいており, 出穂期までの茎当たり地上部乾物重に差はなかった. IL-srt1の茎当たり根長は短いが茎あたり冠根数が多く, またエイジの若い冠根の割合が高いことで茎当たりではオオチカラと同程度の養水分供給能力を達成したと推察された. また, 生育初期から根域の広さが供給可能な養水分量を介して分げつの生育や有効化に深く関与すると考えられた.
    抄録全体を表示
  • 14 巻 (2005) 4 号 p. 168-204
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top