根の研究
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15 巻 , 3 号
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  • 久保田 真弓
    15 巻 (2006) 3 号 p. 111-118
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    森林の更新, 炭素循環, 環境浄化, 植物の種の多様性保存などの生態系の維持に菌根とよばれる植物と菌類の共生が大きく貢献している. アーバスキュラー菌根菌と植物の共生関係は, 植物が初めて陸上に進出した約4億年前に始まったと推定され, 菌根の中でもいちばん古い. アーバスキュラー菌根は陸上植物の約8割に形成されることから, 宿主特異性は殆どないものと考えられている. 様々な植物種に優占的に感染するには, 他の微生物との競合に打ち勝つ手段と植物との高い親和性が必要とされただろう. 親和性は植物が進化する上で行ってきた厳しいセレクションの結果である. 植物が生存する上で必要な機能を果たせる微生物のひとつとして菌根菌は選ばれてきた. 本稿では, 植物とアーバスキュラー菌根菌の共生に至る過程から植物の生体防御までの関わりを紹介する.
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  • 里村 多香美, 橋本 靖, 木下 晃彦, 堀越 孝雄
    15 巻 (2006) 3 号 p. 119-124
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    陸上生態系では, 菌根菌は炭素循環において重要な役割を担っていると考えられており, 菌根菌の役割を定量化するために菌根菌のバイオマスが研究されてきた。我々は, 炭素循環においてなぜ菌根菌が重要なのかを明記し, 菌根菌がどの程度森林の炭素循環に貢献しているか評価するための重要な要素の一つ, 外生菌根に含まれる菌根菌を直接的に定量する方法について紹介する。先駆的な研究では, 様々な森林において外生菌根の菌類含量の値として40%が用いられている。しかしながら, 近年の研究から40%という値は様々な森林のすべてに適切な値とは限らないことが示された。この報告を通じて, 外生菌根の菌類含量の値のデータを蓄積することの重要性を強調する。そのデータが蓄積されれば, 森林の炭素循環の推定をより正確に示すことができる。
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