根の研究
Online ISSN : 1880-7186
Print ISSN : 0919-2182
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26 巻 , 1 号
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原著論文
  • 中野 明正, 大竹 範子, 米田 正, 篠田 晶子
    26 巻 (2017) 1 号 p. 3-9
    公開日: 2017/03/24
    ジャーナル 認証あり
    省エネルギーかつ良質苗の生産を目的として,LEDの照射条件を評価した.LEDを交互照射することにより苗乾物1 gを生産するための電力量は慣行の蛍光灯育苗に対して4割以上の削減が可能であった.また,連続照射で発生する葉枯れ(ネクロシス)を回避するには,2時間以上の暗期が必要であった.交互照射により4~6時間暗期を設けた苗では,定植後の根量増加量が対照区に比べ多く,初期の地上部の増加量も多かった.苗のδ13C値の結果からLED-AI条件では暗期の増加に従い(明期の光照射強度が高くなるほど),新鮮重は増加するが,同時に気孔の閉鎖が発生していることが示唆された.本試験の条件では暗期が長いほど,地上部の生育が旺盛になり,適度に水ストレスが負荷され,水利用効率が上昇する状況にあったと考えられた.
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