砂防学会誌
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39 巻, 2 号
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  • 新谷 融
    1986 年39 巻2 号 p. 5-14
    発行日: 1986/07/20
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    実地流域における土石移動過程に関する流域調査手法ならびに土石移動履歴の時系列化による流域特性の評価手法について検討した。
    樹木,樹木群落指標と変動微地形指標とを用い,北海道内の火山性流域(フラノ川・ヌッカクシフラノ川),三紀層流域(豊平川上流),古生層,変成岩流域(沙流川)について斜面変動・河床変動に関する流域調査を行なった。
    斜面については1回/1年のクリープ変動,1回/10年の地すべり崩壊,河床については1回/4~5年の土砂流出などの移動頻度と,斜面変動,河床変動への不連続性が認められた。
    地すべり多発流域においては地すべり末端の不安定土砂が河床堆積土砂の主要供給源となっていることが推測された。
    河床堆積地の年代解析によって各堆積年代ごとの堆積土砂量分布を調べたが,水害年代に対応した全域的に分布するものと,これに対応しない局所的なものとが確認された。
    各年代ごとの土砂量分布に周期的ピーク(位置的,時間的交互性)が認められ,土石移動のユニット距離が推測された。
    河床堆積土砂量は不安定(移動可能)土砂による相対的流域荒廃度を示し,その時系列分布は,移動可能量(ポテンシアル)の規模と頻度に関する流域特性を示すものと考えた。これによると火山:103~104m3/km2,三紀:103m3/km2,古生層:102~103m3/km2となっており,既往土砂流出実態から,本方法が流域評価の有効な手法となるものと考えた。
  • 中島 皇
    1986 年39 巻2 号 p. 15-22
    発行日: 1986/07/20
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本研究は従来詳しく論じられていなかった土石流先端部の運動機構を明らかにするため,先端部の濃度,粒子の動きに着目し,これを実験的に考察したものである。濃度については先端部の流下方向の濃度変化を調べ,またハイスピードビデオから得られたスチール写真を用いて粒子の動きを測定した。その結果,次のようなことが明らかになった。土石流先端部は流下方向に濃度分布を持ち,最先端に近い部分ほど濃度が高くなっている。ただし,勾配が15°,17°の固定床の実験では水と粒子が分離した流れになっている可能性がある。先端部における粒子移動の収支を調べると,水路中央部と側方部との間に粒子移動のある流れが存在し,その流れの大きさは勾配,河床条件の違いにより異なっている。また,先端部の流速分布形はダイラタント流体的な後続流とは異なり,ダイラタント流体の流速分布形より下に凸な分布形を示している。この流速分布形の違いは水路中央と側方部とに粒子移動のある流れの有無と対応しており,先端部を考える場合にはこの水路中央部と側方部とに粒子移動のある流れを考慮する必要がある。
  • 廣住 富夫
    1986 年39 巻2 号 p. 23-27
    発行日: 1986/07/20
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 清野 雅雄, 水山 高久, 森田 昭宏, 中西 宏
    1986 年39 巻2 号 p. 28-31
    発行日: 1986/07/20
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 岡崎 好伸
    1986 年39 巻2 号 p. 32-35_2
    発行日: 1986/07/20
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 山寺 喜成
    1986 年39 巻2 号 p. 36-41
    発行日: 1986/07/20
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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