土石流対策用の鋼管製スリットダムを設計するために, 鋼管に土石流中の巨礫が衝突したときの挙動(応答) と破壊の限界を明らかにする。単純梁と片持梁について静的載荷実験と, 衝撃曲げ破壊実験を行って変形特性を調べた。測定値は2質点系のモデルを適用することによってよく説明できる。衝撃エネルギー吸収能を衝撃曲げ破壊のクライテリア(EDC) として用いることにする。これは静的エネルギー吸収能吸収能とほぼ等しいとして求めることができ,
単純梁についてEDC=0. 57
Zp2/
I+6. 30(tf・cm) 片持梁についてEDC=2. 75
Zp2/
I-1. 00(tf・cm) という実験式が得られた。ここで, EDC: 衝撃曲げエネルギー吸収能(tf・cm) , Z
p: 塑性断面係数(cm
3) , I: 断面2次モーメント(cm
4) である。
抄録全体を表示