林道の侵食は, 路面に発生するリルによることが大きい。現地における林道側溝の土砂流動を測定しているが, 路面上に発生したリルよりの土砂供給を求めるため, リル内の流速が必要となった。そこで実験室で木製水路を用いてリルのモデルによる実験を行った。モデルのリルは表面を0.25~0.42ミリの砂によって固められた, 断面V型とU型のものである。流速は流量と流積より求めた平均流速について, マニング式の係数を求めた。U型リルではマニング式との適合性は高いが, V型リルでは低い。抵抗係数(
f) とレイノルズ数(
Re) との関係について求めたところ, V型リルではU型と異なる傾向を示すことが認められた。
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