巻号一覧
前身誌
44 巻, 3 号
選択された号の論文の8件中1～8を表示しています
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竹田 泰雄1991 年 44 巻 3 号 p. 1-2
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
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Ippei KITAHARA, Tatsuya NAKAJIMA, Takahisa MIZUYAMA1991 年 44 巻 3 号 p. 3-11
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリー溶岩流の平面的な広がりのシミュレーション手法に関する研究は,国内外ともにほとんどなかったが,石原らの研究以来,2次元漸変流の不定流の運動方程式にビンガム流体の抵抗則を適用し,これと流体の連続式を連立させた数値シミュレーションモデルが構築され,手法としてはほぼ確立されてきている。ただし,ビンガム流体として数値シミュレーションを行うためには,流れの抵抗則に流体の降伏応力と粘性を取り入れなければならない。したがって,温度の低下に伴う溶岩流の粘性,降伏応力,化学組成などの変化の予測精度によってシミュレーションの予測精度は大きく左右される。本研究では,まずシミュレーションに用いる溶岩流の温度―粘性,温度―降伏応力の関係を検討するために,溶岩の物性に関する国内外の資料を収集し,温度―粘性,温度―降伏応力の関係を把握した。この結果,温度―粘性,温度―降伏応力の関係について,それぞれリキダス温度を堺にアンドレード型の式を2式導入した。この関係式を用いて伊豆大島LBI (1986) 溶岩流を対象にシミュレーションを行い,モデルの検証を行った。次に溶岩流の対策工に関する海外の事例を検討し,シミュレーションによって効果評価のしやすい導流堤を伊豆大島LBI (1986) を対象に対策工として仮定し,導流堤の高さ,溶岩流に対する角度を変化させて効果評価を行った。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1142K) -
高橋 保, 中川 一1991 年 44 巻 3 号 p. 12-19
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリー任意の流域条件や渓床堆積土砂の性質等が与えられたとき,ある強さと形態とを持った豪雨の生起によって発生する土石流を推定し,それによる災害を予測する手法を述べている。本手法は渓床に沿っての洪水流量の変化あるいは崩壊土砂の供給条件を与えて,渓床堆積物の侵食・堆積による土石流ハイドログラフおよび土砂濃度の消長を予測する一次元的解析と,これを谷出口での境界条件として扇状地上の氾濫・堆積を二次元的に解析するものとからなる総合的なシミュレーション法である。この方法の妥当性は岐阜県洞谷で発生した土石流災害の事例に適用して確かめられている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4496K) -
山田 孝, 宮本 邦明, 水山 高久1991 年 44 巻 3 号 p. 20-27
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリーPyroclastic Flows are liable to cause extensive and catastrophic destruction. In order to prevent and mitigate the such disasters, there is an urgent need to clarify the flow mechanism.
There have, however, been very few studies of Pyroclastic Flows being analysed from the viewpoint of dynamics, and little is known about the mechanism of them at present.
A kinematic model of Pyroclastic Flows was studied in this study.
Accoding to this model that grains can be suspended by pressure and shearing force associated with inter-particle friction and collision, deposit area of debris avalanche as a part of Pyroclastic Flows is mainly governed by grain concentration, which is effected by gradient actively. Debris avalanches begin to deposit at the point that its gradient is smaller than half of the coefficient of inter-particle friction.
This model was applied to simulate the Agatsuma and Kanbara Pyroclastic flow occurred at Mount Aasama in 1783. As a result, a good simulated results are produced.
Countermeasure possibility agaist Pyroclastic Flows was also studied on the base of this model. As a measure for debris avalanches, dams, training dykes, channels would be available considering its gravitationl flow characteristics.
As a measure for dust storms from debris avalanches slits or gridirons which can fall and deposit small suspended particles would be available.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5665K) -
三好 岩生, 福嶌 義宏1991 年 44 巻 3 号 p. 28-31
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
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渡辺 正幸, 渡 正昭1991 年 44 巻 3 号 p. 32-37
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
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水山 高久1991 年 44 巻 3 号 p. 38
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
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神奈川県土木部砂防課1991 年 44 巻 3 号 p. 39-42_2
発行日: 1991/09/25
公開日: 2010/04/30
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