安全工学
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16 巻, 2 号
安全工学_1977_2
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
総説
報文
  • 湯本 太郎
    1977 年16 巻2 号 p. 84-88
    発行日: 1977/04/15
    公開日: 2018/05/31
    ジャーナル フリー

    直径1mの二つのオープンタンクを用いて,無風時における石油タンクからタンクへの延焼に関連して,隣接タンク液面の受ける火災タンクからのふく射熱,隣接タンクのガソリン蒸発速度などを測定し, その結果,1) 火災タンク定常燃焼時における,隣接タンク液面の受けるふく射熱とタンク間距離の関係 2)タンク間火炎伝ぱが起こるまでに,隣接タンク液面の受ける最大ふく射熱とタンク間距離の関係 3)タンク間火炎伝ぱが起こるまでに,隣接タンク液面の受ける熱量とタンク間距離の関係 4)隣接タンクのガソリン蒸発速度の時間によって変っていく様子,などを得た.

  • 松井 英憲
    1977 年16 巻2 号 p. 89-93
    発行日: 1977/04/15
    公開日: 2018/05/31
    ジャーナル フリー

    爆ごう波管中の平面爆ごう波を拡大管中の同じ組成のアセチレンー空気混合ガスヘ打ち込むことによって,拡大管中の球面爆ごう波の直接起爆限界エネルギを求めることを試みた.大気圧における球面爆ごう波の起爆限界管径のデータを等価のエネルギに換算するために,管中の爆ごう波による球面爆ごう波の起爆モデルを仮定した,結果はアセチレン7%から19%の濃度範囲で起爆限界エネルギは102~104Jとなった.化学量論組成濃度では103Jとなり,これは雷管で得られた文献値と一致した.最小値は102J となり,その濃度は燃焼生成ガスがCOとH20になる濃度に一致することが示された.

  • 上原 陽一
    1977 年16 巻2 号 p. 94-100
    発行日: 1977/04/15
    公開日: 2018/05/31
    ジャーナル フリー

    次亜塩素酸カルシウム70%を含む高度さらし粉の火災および爆発に関する基本的な性質を知るために,熱的特性,発火温度,衝撃および摩擦感度,起爆性などについて測定を行った. 高度さらし粉は約180℃で酸素を放出しながら分解し,発熱するので,有機物などの可燃性物質との混合物は,この温度に達すると発火し.いったん着火すると火炎は急速に伝ぱし,火災を拡大する.衝撃, 摩擦に対してはそれほど鋭敏ではなく,雷管起爆試験によっても,この物質だけでは起爆しないが,有機物と混合すると感度は上昇し,黒色火薬級の威力を示す.高度さらし粉の危険性として,一般に発火のしやすさと火災拡大の速さが重要である.

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