安全工学
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27 巻, 5 号
安全工学_1988_5
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
安全への提言
総説
報文
  • 中野康英・平井英二・林良茂・中川義浩
    1988 年27 巻5 号 p. 261-267
    発行日: 1988/10/15
    公開日: 2017/10/31
    ジャーナル フリー

    『エマルション燃料は,共役溶液燃料である』というモデルに基づき,エマルション燃料の引火点についての,いくつかの実験と計算をし,つぎの知見を得た. ○ 炭酸ジエチルを試料とした種々の水・油混合比のエマルション燃料の蒸気圧の実測値は,モデル を支持した, ○ エマルション化による引火点土昇は,油に溶解する水のモル分率に依存し,それらの間の直線関 係により,±2℃以内の精度で推定可能である. ○ このモデルによる引火点の推算には,活量係数をも考慮した気液平衡関係式による検討が必要で ある. ○ エマルション燃料の引火点と,水の飽和溶解した燃料の引火点はほぽ一致しており,引火点測定は,作製も測定も容易な水飽和燃料で代用することができる.

  • 池田武弘・中川泰征
    1988 年27 巻5 号 p. 268-273
    発行日: 1988/10/15
    公開日: 2017/10/31
    ジャーナル フリー

    本質安全防爆構造のメタン着火限界における電源電圧と最小点火電流との関係は現在のところ,500 V程度までしか解明されておらず,IEC Standard79-11や日本工業規格JIS C O901も300Vを明示の 上限としている. 本研究は,300V~10000Vの高電圧領域における電源電圧と最小点火電流との関係を実験的に解明 し,高電圧微電流型の本質安全防爆機器開発の基礎資料を得ることを目的としている.

  • 測圧型圧力容器試験の試験容器とその性質
    渡辺 正俊, 和田有司・松永猛裕・伊藤葵・田村昌三・吉田忠雄
    1988 年27 巻5 号 p. 274-281
    発行日: 1988/10/15
    公開日: 2017/10/31
    ジャーナル フリー

    自己反応性物質の熱分解の激しさをより詳細に調べるために,オランダ式圧力容器に圧力素子と熱電対を取り付け,熱分解時の圧力変化および分解開始温度などを測定した,試験した試料は,過酸化ベンゾイル,アゾビスイソブチロニトリル,アゾジカルボンアミド,ジニトロソペンタメチレンテトラミン,α,α〆一ビスー(たブチルペルオキシ)覗一イソプロピルベンゼンの5つである.試験した結果,各物質について熱分解時の圧力変化の様子がわかった.しかしながら,今回の実験では,従来法との対応は明らかにされなかった.得られた最大上昇圧力,最大圧力上昇速度,および分解開始温度はほかの危険性評 価試験と相関があった.

技術ノート
  • 早坂 洋史, 古積 博
    1988 年27 巻5 号 p. 282-286
    発行日: 1988/10/15
    公開日: 2017/10/31
    ジャーナル フリー

    石油タンク火災時には,周囲への熱移動が主として火炎からの放射熱伝達により行われており,防災上この放射熱量を推定することは重要である,本論文では著者らの提案している一要素モデルによる解析手法について詳細に述べるとともに,石油タンク火災における放射熱伝達特性を明確にした。実験値との比較の結果,簡単な計算式により放射熱量を見積もることのできることを示した.今後,この手法を10mを越えるような大型タンク火災からの放射熱の予測に適用する際に考慮すべき入カデータにつ いても述べてある.

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