安全工学
Online ISSN : 2424-0656
Print ISSN : 0570-4480
ISSN-L : 0570-4480
35 巻, 3 号
安全工学_1996_3
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
安全への提言
総説
  • 青木 雅彦
    1996 年35 巻3 号 p. 182-188
    発行日: 1996/06/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー

    環境管理システムおよび環境監査システムを構築するに当たって,国際規格を参照してもすぐに理解することはなかなかに困難であると思われる. 本稿では少し目線を下げて,国際規格に基づく環境管理システムを導入・構築しようとする企業は,まず環境管理活動を開始することを提言している. 国際規格が要求している内容を踏まえつつ,具体的な事例をあげてできるだけ平易な解説を試みた.

  • パソコンでのケーススタディとLCA実行における課題
    宇郷 良介
    1996 年35 巻3 号 p. 189-195
    発行日: 1996/06/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー

    パソコンを例としてLCAのケーススタディを実行し,LCAの具体的な紹介をしている.本報告でのLCA解析結果では,パソコンの原材料調達から最終的廃棄処理に至るまでに,CO2換算で約150kgの 環境負荷を排出し,使用段階での負荷が最大であるという推定結果を得た. この結果を得る課程では,多くの仮定を設定したり,データの作成をしており,本稿ではこれらをLCA を実行する上での問題点を整理した.また,今後のLCAが普及していくために重要と考えられる課題 についてまとめ,提言した.

報文
  • 竹内 博樹・嶋 勝之
    1996 年35 巻3 号 p. 196-202
    発行日: 1996/06/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー

    医薬品合成反応におけるスケールアップ時の危険性は反応溶媒の種類や濃度により大きく変化する.この溶媒による危険1生の差異を検討するためには,熱分析およびデュワー瓶による発熱特性を測定する ことが有益である.これらの評価で安全にスケールアップした例として,酸化性試剤であるメタクロル過安息香酸,および塩基性試剤であるカリウムtertブトキシドの検討結果について述べた.

  • 楊 宗霄・鈴木 和彦・島田 行恭・佐山 隼敏
    1996 年35 巻3 号 p. 203-212
    発行日: 1996/06/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー

    大規模システムの安全性解析の一手法として,フォールトツリー解析法がよく知られている.本論文では,フォールトツリー解析に基づき,確信度を用いたプロセスの異常診断システムの構築法を提案する.対象プロセスのフォールトツリーのミニマルカットセットおよびファジィ故障測度の情報を,確信度付きのルール型知識べ一スに格納する.プロセス運転データと知識べ一ス内のルールとのパターンマッチングを行うことにより,プロセス異常の原因を推定する.複数の異常原因の候補に対する確信度を基に,異常原因の診断順序を決定する. 本論文で提案した異常診断法を高温硝酸冷却プロセスに適用し,異常診断例を示すとともに,本異常診断システムの実用性を明らかにする.

資料
我が社の安全対策
談話室
feedback
Top