安全工学
Online ISSN : 2424-0656
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40 巻, 3 号
安全工学_2001_3
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
安全への提言
総説
論文
  • 玉手 聡・堀井 宣幸・豊澤 康男, 末政 直晃・方田 敏行
    2001 年40 巻3 号 p. 178-186
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/03/01
    ジャーナル フリー

    移動式クレーンの転倒災害に占める支持地盤の不安定要因を調査すると,機体を支えるアウトリガー(基礎)のめり込み破壊に起因した事例が多く見られる.本研究ではアウトリガーの沈下挙動の違いがクレーンの安定性に与える影響を実験的に検証することを目的に,関東ロームによる一様地盤と表層固結した2層地盤において,模型クレーンによる転倒シミュレーションを遠心模型実験装置を使用して行った.その結果,表層固結した2層地盤では,一様地盤に比べてアウトリガーの沈下が急激に発生するためにクレーンは著しく不安定化し,静的な釣合いによる安定限界に比べて少ない沈下量でも転倒状態に至ることが実験的に確かめられた.また,転倒挙動を逆解析して運動学的な安定限界を調査した結果,ジブ長やジブ起伏角が異なることによって安定限界は異なるが,静的安定限界に対する相対的な不安定性は同一地盤条件においてほぼ等値となり,アウトリガーの沈下挙動はクレーンの不安定性の重要 な要因となることカ§明ら力輔こなった.

資料
  • 田中 康夫
    2001 年40 巻3 号 p. 187-194
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/03/01
    ジャーナル フリー

    日本の労働災害は近年減少傾向が続いているが,1998年における休業4日以上の死傷者数は,年間約15万人となっている。このうち機械設備にかかわるものが全産業べ一スでは全体の25%,製造業に限ると約40%を占めている.このことから,機械設備のいっそうの安全化を推進することが重要とな っている. そこで,つぎの点にっいて調査研究を行った.

    ①日本の労働災害の現状分析および機械安全に関する法令など

    ②機械安全に関する欧州および国際規格の動向

    ③機械設備の安全対策に関する基本的考え方

    ④日本の機械設備のメーカー,ユーザーの今後の課題

  • 坂本 仁一
    2001 年40 巻3 号 p. 195-201
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/03/01
    ジャーナル フリー

    EUでは,域内各国の労働安全衛生の向上を目指して規制の共通化が図られており,各国の法令・規則は,1990年代に入ってから大きく動いている. そこで,主としてEU加盟各国への進出を計画する企業に対する情報提供サービスとして,EUの労 働安全衛生規制の実態について,(株)日本総合研究所と共同で調査した. EUの労働安全衛生関連規制は,いわゆる「枠組み指令」を基本に成り立っているが,調査にあたっては,労働安全衛生の概念を広めにとらえ,機械指令などのニューアプローチ指令やセベソ指令も対象 とした. これらの指令の考え方は,すでに日本においても取り入れられている部分もあり,今後とも学ぶべき点が多々あるものと思われる.

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