安全工学
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41 巻, 3 号
安全工学_2002_3
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
安全への提言
総説
資料
  • 深谷 潔
    2002 年41 巻3 号 p. 170-176
    発行日: 2002/06/15
    公開日: 2017/02/28
    ジャーナル フリー

    タンパープルーフの言葉の意味,すなわち,タンパー(「いじくる」,「改ざんする」)することができないということを説明した.また,日常生活や,産業現場におけるタンパープルーフの事例およびタンパー行為による産業災害の事例を紹介し,これらの事例に見られるタンパープルーフの手法を類型化し た. ここで,いじくる対象をシステムと考えると,タンパー行為は意図的な不。正行為と考えることができ,不安全行動はエラーかタンパーと見なせる.この観点から,建設現場のタンパープルーフの事例を 検討した.

  • 梅崎 重夫
    2002 年41 巻3 号 p. 177-184
    発行日: 2002/06/15
    公開日: 2017/02/28
    ジャーナル フリー

    本報では,産業安全分野に適用可能なフェールセーフ技術を概説する.この分野では,産業安全研究所による安全確認形作業システムの提案を契機として,フェールセーフICや回転ゼロ確認センサーを始めとする各種の斬新な装置が開発された。この成果は,厚生労働省のフェールセーフガイドラインに 集約されている. 一方,機械安全に関する基本規格であるISO12100の普及に伴い,フェールセーフ技術もこの規格に沿った安全方策の一環として再構築されつつある.このため,厚生労働省ではISO12100と実質同一とされる機械の包括的安全基準を公表し,この基準とフェールセーフ技術の一体的運用を推奨している,また,最近の機械制御技術の急速な進歩と電子化された防護装置や部品類の普及に伴い,産業安全研究所でも新しいフェールセーフ技術のあり方について研究を進めている.

  • 一その2:固有(本質)安全と機能安全一
    佐藤 吉信
    2002 年41 巻3 号 p. 185-189
    発行日: 2002/06/15
    公開日: 2017/02/28
    ジャーナル フリー

    安全工学,信頼性工学それぞれ工学的専門分野を形成しているが,学術体系として近接した関係にあり,オーバーラップしている部分もあるのではないかと推測できる.筆者は,システム安全や確率論的安全評価・管理の専門分野で教育・研究を実施してきた,この過程で,両分野の相違点,また異なるがゆえの接点にっいて,多少の具体的な知見を得たと考えている.そこで,本講座では,当該技術・学術分野の総合あるいは境界領域の理解と発展に資することを目的として,連載の形式で,両工学の接点について概説する.

災害事例分析
  • 幅 道雄
    2002 年41 巻3 号 p. 190-198
    発行日: 2002/06/15
    公開日: 2017/02/28
    ジャーナル フリー

    有機過酸化物に関し,昭和39年から平成12年の37年間に発生した39件の火災事故例を調査しその 状況,原因等を考察した。 火災件数の推移は毎年1~2件発生しているが最近10年問では2件/年で一定の傾向にある,出火施設は製造所よりユーザーの一般取扱所が多く,その原因として管理不十分と不作為で64%と人的要因によるものが多い.火災事故に至る有機過酸化物のおもな種類は,過酸化ベンゾイルとメチルエチルケトンパーオキサイドで,合わせると67%を占め汎用品の取扱いに問題がある. 有機過酸化物の火災事故が管理不十分によるものが多いということは,逆に特性を把握し,十分な製造管理,取扱い管理,貯蔵管理をし,取扱者への啓蒙を促せば事故を減少撲滅することが可能になる。

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