安全工学
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44 巻, 2 号
安全工学_2005_2
選択された号の論文の22件中1~22を表示しています
会告
特定非営利活動法人化記念号
論文
  • 林  昌樹・梶田 浩史・石垣 秀世
    2005 年44 巻2 号 p. 106-113
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2016/12/30
    ジャーナル フリー

    パーオキシエステル類およびパーオキシジカーボネート類について,ARCAccelerating rate calorimeter)よりSADTSelfaccelerating decomposition temperature)の推定を行った.しかし,パーオキシジカーボネート類において,ARC では蓄熱貯蔵試験に対してSADT が最大34℃高く見積もられた.パーオキシジカーボネート類は測定雰囲気の影響を大きく受けることがわかり,窒素雰囲気でのARC 測定によりSADT 推定法として有効であることが確認できた.パーオキシジカーボネートは誘発分解がその熱安定性に大きく影響を及ぼす.ARC 測定では,酸素分子により誘発分解が抑制されていることが原因と推定された.

  • 齊藤 貢, 大塚 尚寛
    2005 年44 巻2 号 p. 114-122
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2016/12/30
    ジャーナル フリー

    ベンゾ(a)ピレン(BaP)は,紫外線により光分解することが報告されているが,その反応過程や分解生成物について完全に解明されたとはいえない.そこで光照射によるBaP 構造の変化過程を解明するため,異なる光源下(太陽光,水銀ランプ,ブラックライト)における光分解生成物の同定と生成割合について検討した.また,半経験的分子軌道法(MOPAC)によるBaP 光分解過程の推定を行った. 光分解実験の結果,多環状炭化水素化合物,含酸素化合物,直鎖状アルカン類の生成が確認された.多環状炭化水素化合物は光照射とともに減少するか一定で推移する傾向,含酸素化合物は増加する傾向,直鎖状アルカン類は構成炭素数の多い化合物ほど増加する傾向が認められた.また,半経験的分子軌道計算の結果,BaP ラジカルと酸素分子の反応で1,6BaP キノンが生成し易いことが推測された.

技術ノート
  • 山隈 瑞樹
    2005 年44 巻2 号 p. 123-127
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2016/12/30
    ジャーナル フリー

    塗装工程における爆発の着火源を究明する目的で,市販エアレス塗装機の帯電量測定を行った.ノズル孔径および噴射圧力を変化させて塗料を噴射させた.噴霧電流および塗料ミストの電荷密度は,最大200 nA および1.6μCkg に達した.ノズル孔径によっては帯電量のみならず帯電極性も変化することがあった.希釈剤であるキシレンの濃度を10%にすると3%の場合に比べて著しく大きな噴霧電流が観測された.塗装機および操作者が絶縁された場合,約30 s の噴射でミストへの着火が可能な静電エネルギーが蓄積された.

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