安全工学
Online ISSN : 2424-0656
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60 巻, 1 号
安全工学_2021_1
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
会告
安全への提言
総説
論文
  • 小野 恭子, 吉田 愛, 加藤 悦子, 恒見 清孝
    2021 年60 巻1 号 p. 15-23
    発行日: 2021/02/15
    公開日: 2021/02/16
    ジャーナル フリー

    災害・事故等による化学物質の非定常排出に伴う一般環境への影響を推定する際,現実の事故の性質や規模を想定してシミュレーションを行うことが必要である.本研究では,その際の現実的なシナリオの構築を目的として,「毒物又は劇物の流出・漏洩事故情報」への届出データ(1999-2018 年)を用いて,毒劇物の事故時の環境影響と漏洩・流出量を整理した.大気への影響がある物質では塩化水素,アンモニア,塩素が,水域では水酸化ナトリウム,硫酸,塩化水素が多かった.漏洩・流出量の累積度数分布は対数正規分布に近かった.主要な物質について漏洩・流出量の平均的な値(50 パーセンタイル),ワーストケースと考えられる値(95 パーセンタイル)を算出し,例えば大気への塩化水素の場合,それぞれ240,11 000 kg と求めることができた.

  • 小島 義博, 田中 茂, 外本 和幸
    2021 年60 巻1 号 p. 24-34
    発行日: 2021/02/15
    公開日: 2021/02/16
    ジャーナル フリー

    ものづくり安全に関する調査研究対象として選択した熊本大学パルスパワー科学研究所の爆発衝撃実験施設は,危険度の高い爆薬を活用した衝撃成形実験等における事故防止を図る安全対策が講じられている.今日まで事故・災害の発生はない状況が続いているものの,リスク低減対策を講じてもなお残るヒューマンエラーが要因となる残留リスクが存在することも確認されている.更なる無事故の継続を目指し,現状の安全管理の取り組みと残留リスクを再調査し,新たに重点的・多面的なヒューマンエラーを考察したリスクアセスメントによる調査分析を行い,見える化等の有効的・実践的な対策検討手法など残留リスクの最小化を図る調査研究を行った結果を報告する.

技術ノート
  • 片桐 利真, 妻屋 昌秀
    2021 年60 巻1 号 p. 35-39
    発行日: 2021/02/15
    公開日: 2021/02/16
    ジャーナル フリー

    使い捨て手袋は,実験室レベルの有機溶媒作業において保護具として頻繁に使用されている.しかし,用いられる素材の多くは親油性であり,有機溶媒を吸着・透過する.本研究では使い捨て手袋(ラテックス,ニトリル,ウレタン,サニメント(ポリエチレン))の有機溶媒(ヘキサン,トルエン,塩化メチレン,2- プロパノール)及びその蒸気の吸着・透過を検討した. その結果,ゴム手袋は有機溶媒の液体だけではなく,溶媒蒸気を吸着・透過した.特に塩素系有機溶媒は,良く吸着・透過した.

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