安全工学
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特集号: 安全工学
22 巻 , 6 号
安全工学_1983_6
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
巻頭言
訓練用シミュレーター 特集
  • 飯山 雄次
    1983 年 22 巻 6 号 p. 325-332
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    装置化された近代産業の中で,要員の訓練養成は科学的・計画的に行ない,未知の事態に対しても十分な対応ができるようにしておかなければ,安全かつ能率的な操業・生産に重大な不安が残る・訓練用シミュレーターはこの期待に応えるものとして近年関心が高い.しかし,シミュレーターの機能計画は,工学的アプローチからだけではきわめて不十分である。人間一機械系の中の人聞の判断・行動とその変化など,安全人間工学の視、点に立って,その機能計画を定めなければン コストの割には効用の低いものとなる.シミュレー一ター計画にはWhat to Simulateのステップをクリヤした後,技術的にHow to Simulateを考え,システムとしてまとめる必要がある,蓑た,今後はトラブル・シューティングなど,人間に残される高次の行動を支援し訓練するシミュレーターが重要となる.

  • 大島 榮次
    1983 年 22 巻 6 号 p. 333-339
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    化学プラントの運転技術を訓練するための手段としてシミュレーターを用いることが注目されているが,プラソトの運転から見た訓練の問題点と,一般にシミュレーターを用いた運転技術の訓練の例を概括した.また夢これまでの訓練を目的とした化学プラントのシミュレーターの開発を紹介し,それぞれの間題点を指摘した。最後に,今後シミュレーターを訓練の道具として利用することを考えた場合の配慮すべ き要素について私見をまとめた.

  • 清水 久二
    1983 年 22 巻 6 号 p. 340-344
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    シミュレーターとは実際の機械装置や化学プラントの動特性をコンピューターのソフトウェアに置換え,装置運転の訓練に使用する,このようにして高度に危険なシステムの運転技術を簡単な装置の代用によって習熟できるメリットがある.その反面シミュレーターは偽物としての限界があり,これが訓練効果,経済効果の面での障害となっている,本文では緊急操作訓練用シミュレーターの試作経験に基づぎ,シミュレーターの問題点を分析した.

  • 塩官 広海
    1983 年 22 巻 6 号 p. 345-349
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    ㈱BWR運転訓練センターはBWR型原子力発電所運転員の教育訓練を目的として設立され,昭和49年から訓練を行なっている.訓練生は主としてBWR型原子力発電所を運転または建設している電力会社から派遣され,訓練修了者数は1000入に達している.訓練設備として発電所の中央制御窒を模擬した訓練用シミュレーターを設置しており,ごれによる訓練の成巣は高い評価を得ている,最近の進歩した制御技術を用いた新型制御盤が実際の発電所に採用される情勢に対応し,当セソターでは新型シミュレーターを建設した。これはカラーCRTを大幅に採用し集中監視操作によって運転性の向上をはかるもので ある.石油に代る代替エネルギーとして原子力発電の比率はさらに大きくなるが,その安全かつ信頼性の高い運転を達成するため,運転訓練セソターの使命はさらに大ぎくなろう.

  • 西岡 雅彦
    1983 年 22 巻 6 号 p. 350-354
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    シミュレーターを用いた訓練は,臨場感をもって効率よく運転員の運転技能の向上を達成できるため,化学プラントの安全性確保と生産効率の面から重要視されつつある.当社では,社内用として昭和51年に運転訓練用プロセスシミュレーター(TRASPO)を開発し現在に至る雲で継続して使用されてぎた.本稿はTRASPOの設備の概要,訓練の内容および社内訓練の突用例について述べる.

  • 瀬野 幸一
    1983 年 22 巻 6 号 p. 355-362
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    日本鉱業でほ,昭和56年にプロセスシミュレーター(NATRAS)を開発し,水島製油所における運転員の技能訓練に使用Lている.このシミュレーターは運転員の技能レベルに応じたいろいろな使い方が可能であるが,特に,上級者(直長クラス)の異常時対応能力,指揮能力向上を目的として機能設計されており,現場作業項目を豊富にとり入れたシミュレーションが行なえるため,実運転と変わらない必要判断の幅と臨場感により,実戦に即した訓練が可能となっている. ディジタルコンピューターを採用し,モデルや初期条件の変更にフレキシビリティーを持たせるとともに,訓練評価のための記録性に意を用いている, 本稿では,ごのプロセスシミュレーターの概要について説明し,訓練の実例を紹介することとしたい.

  • 内海義隆,中野敏行, 及川 欣紀
    1983 年 22 巻 6 号 p. 363-367
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    化学プラントの場合,プロセスの特殊性,訓練対象入員が少ない等の理由からシミュレーター訓練を採用する例は,極めて稀である,今般,オペレーターの技量維持と新規オペレーターの養成を目的として,高圧ボリエチレン操作訓練用シミュレーターPESSを設置したので紹介する, PESSの開発に当たっては,実機感覚を特に重視した・そのため,高圧ポリエチレン反応器の動特性を爽プロセスどおりに表現でぎるシミュレーションモデルの開発がキーポイントで,その開発,確認に約1年という長時聞を要した.PESSは,0・2秒周期でシミュレーション計算を行なうディジタルコンピューター,実プラントと同一計器・配置のオペレーターパネル,教師用のCRT,プロセス異常を発生せるた めのミニパネルなどから構成されている.

  • 舟木秀夫,塩田忠
    1983 年 22 巻 6 号 p. 368-373
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    AUDY 1600プロセスシミュレーターは,シミュレーターを使用して運転訓練を行なう企業の要求に,十分応えることがでぎるものである. AUDY 1600プロセスシミュレーターは,最新型スーパーミニコンピューター(32BIT)を使用しており,豊富なプログラムライブラリーに加えて,トレーニ一の使用するオペレーターステーションに5種類 のオプションを用意している.

  • 小山 和夫
    1983 年 22 巻 6 号 p. 374-380
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    都市ガス製造工場の諸設備が,技術革新により高度に計装化,自動化されるに伴い,これを運転するオベレーターの知識・技能の一層の向上に対する要請は近年特に高まっている.これに応えるため,実務教育の基本であるOJTを側面から援助するための施策の一環とLて,都市ガス製造プラント運転訓練用シミュレーターを開発した.このシミュレーターは,汎用型で任意のプラントを模擬でぎる他,アナログ・DDC両制御方式の運転がでぎること,現場機審操作を臨場感を持って行なえること,評価システムによって訓練結果を自動的に評価でぎること等,数凌のすぐれた特徴を有しており,オペレーターの教育訓練に多大な効果を発揮するものと期待される.

  • 西岡 敏孝
    1983 年 22 巻 6 号 p. 381-386
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    船舶の巨大化,高速化,専用化に伴う操船性の特異化や,海上交通の輻較化に伴い,高度な操船技術が要求され,多種多機能な航海機器にも習熱しなければならなくなってぎた.こういった背景のもとに,欧米では船員の教育,訓練などを目的とした操船シミュレーターが多く設置されている、本稿ではまず操船シミュレーターについて概説し,我が国で操船訓練用に使用されている唯一のシミュレーターであるIHI の視界再現装置付操船シミュレーターを紹介している.次に,このシミュレーターを使用して日本船長協会が実施している操船訓練の内容を解説している,最後に各国の状況として,操船シミュレーターの国際組織のIMSFについて簡単にふれている.

  • 黒田 勲
    1983 年 22 巻 6 号 p. 387-394
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    飛行訓練中の高価な航空機の損壊,人命の喪失を防止するために考え出されたフライト・シミュレーターは,その後の社会的,経済的要求,安全性等の面から次第にその重要性を高めてきた. 2回にわたる石油ショックと,デジタルコンビュ一ターを含む技術革新とが相まって,爆発的進歩を遂げ,現在では飛行教育訓練上,不可欠となり,実機訓練をほとんど代替するまでに至っている. 本稿においては,その発達の過程をたどりながら,いかに微妙な人間感覚な模擬し,3次元の運動を作り出Lてきたかについて述べてみた・ フライト・シミュレーターの役割は,単に訓練器材に留らず,新機種開発時の諸性能のアセスメソトとLても,今後ますますの発達が期待されている.

  • 堀内 恒興
    1983 年 22 巻 6 号 p. 395-397
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー
  • 上原 陽一, 大津 康祐
    1983 年 22 巻 6 号 p. 398-399
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー
  • 大岡 五三実
    1983 年 22 巻 6 号 p. 400-401
    発行日: 1983/12/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー
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