BSAとパルミチン酸との complexes AP
ニュー (A: BSA, P: パルミチン酸, ニュー: 0.63~8.1) を, 20℃で露出時間を変えて (15分~7時間) high pH's に曝した. ディスクゲル電気泳動の定量的分析により次の知見を得た. 1. complexes を pH 11.3に1時間曝したとき, Alb 1モルにつき6~8モルのパルミチン酸を含む BSA (AP
6~AP
8) は“first reaction”を起こさず, まったく変性しなかった. 2. 露出 pH あるいは露出時間あるいは両者の増加につれて, “first reaction”は complex の種々の組成にわたって進行した. すなわち, これらの露出条件下ではアルカリ変性に対する抵抗体は存在しなかったが, それにもかかわらず, AP
6~AP
8 は変性に対して他の complex よりもより高い安定性を示した.
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