生物物理化学
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36 巻, 2 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 1992 年 36 巻 2 号 p. 83-86
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 1992 年 36 巻 2 号 p. 87
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 1992 年 36 巻 2 号 p. 88-91
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 1992 年 36 巻 2 号 p. 92-110
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 島尾 和男
    1992 年 36 巻 2 号 p. 111-118
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    A new method of graphic representation of properties of isotachophoretic boundary of anions was devised. The method is based on the characteristics of the boundary that concentration of the trailing ion is proportional to that of the leading ion and concentration of the common ion in the trailing phase is a linear combination of that of the leading ion and the common ion in the leading phase. Because of these characteristics, plot of a property of an isotachophoretic boundary, e.g., pH of the leading phase, pH of the trailing phase etc., versus the common ion concentration to the leading ion concentration ratio of the leading phase gives a single curve irrespective of the leading ion concentration. A graph showing various properties of an isotachophoretic boundary thus obtained gives guidelines for utilizations of the system to disc electrophoresis, stacking experiments and so forth.
  • とくにα1-アンチキモトリプシンの変動について
    眞重 文子, 三上 恵世, 大久保 滋夫, 和田 博夫, 飯島 節, 清水 輝夫, 星野 信広, 大久保 昭行
    1992 年 36 巻 2 号 p. 119-124
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
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    感度の高いELISA法によって血清および髄液中ACTを測定した. また, ACTと同時にAT, AG, CRP (血清のみ) を測定して, ADおよびその他の疾患におけるこれらの蛋白質の変動を調べた.
    ADでは血清ACT, AG, CRPおよび髄液ACT, AT, AG濃度が, コントロール群より有意に上昇していた. しかし, いずれの蛋白質も, 他の疾患で高値例が多数認められた.
    ADでは alb quotient=(alb in CSF/alb in serum)×1,000がコントロール群より有意に上昇しており, 血液脳関門の透過性が亢進していることが伺えた. また, 髄液内産生の指標である alb index 値はACT, AT, AGともに, ADで上昇が認められなかったことから, ADにおける髄液ACT, AT, AG濃度の上昇機序は, 血液脳関門の透過性が亢進して血清から髄液へ移行した可能性があると考えられた.
  • 江崎 徹, 洪 宏翔, Ahmed Syed Morshed, 西岡 幹夫
    1992 年 36 巻 2 号 p. 125-131
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
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    肝疾患患者の12%に抗刷子縁抗体 (ABBA) を認め, C型慢性肝炎では陽性率が高かった. ABBA陽性例の合併症として, 慢性胃炎, 腎機能障害, 胆道結石などを認めたが, 現時点ではABBA陰性例との間に明らかな相違はなかった.
    ラットの小腸および腎尿細管より抽出した刷子縁抗原(BBA) を用いて, 肝疾患患者のABBAと Heymann nephritis におけるABBAの対応抗原を Westernblots 法により解析した. 共通して認められた対応抗原は, 小腸BBAの30, 64kD蛋白と腎尿細管BBAの44, 90kD蛋白であった. そのうち, 小腸BBAの64kD蛋白と腎尿細管BBAの44kD蛋白が肝疾患患者のABBAのおもな対応抗原であると考えられた.
  • 藤田 清貴, 櫻林 郁之介, 吉岡 尚文, 西口 隆偉, 寺邑 能実, 河合 忠
    1992 年 36 巻 2 号 p. 133-138
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
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    免疫電気泳動において, アルブミンの沈降線がγ領域まで尾を引いている症例を見いだし検討を加えた. 異常沈降線の出現するアルブミンは, ゲル濾過法にて高分子のG'分画に溶出された. 酸処理した患者IgGに正常血清, ウシ血清アルブミンを添加すると, 原血清と同様なアルブミンの異常沈降線が観察された. イオン交換クロマトグラフィーを行うことによって微量のIgG-κ型M-蛋白が検出され, その分画には異常沈降線を形成するアルブミンを認めた. 患者IgGを papain 分解することにより, Fab fragment にアルブミンの沈降線が観察された. 再結合実験において形成された異常沈降線は, ウシ血清アルブミンよりもヒト血清アルブミンの方が強いこと, ヒト血清アルブミンとウシ血清アルブミンとは抗原性に共通部分が存在することなどから, アルブミンと結合するIgG-κ型M-蛋白は, ヒト血清アルブミンに対する抗体である可能性が高い.
  • 坂口 和子, 赤堀 文昭, 浜田 公男, 岸 美紀, 政岡 俊夫, 白井 明志, 光崎 龍子, 澤田 敦, 光崎 研一, 小林 貞男
    1992 年 36 巻 2 号 p. 139-143
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2009/03/31
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    1) イヌのα1-macroglobulin (α1-M) とα2-macroglobulin (α2-M) は, イヌ血清を pore size 30万の膜を用いた限外濾過, Blue Sepharose CL-6B affinity chromatography および Ultrogel AcA 22ゲル濾過 chromatography を行うことで, 目的とするα1-Mとα2-M の成分以外に別の蛋白1成分を含んだものが得られた. これを, さらにカバーゲルを用いた調製用アガロース等電点電気泳動を行うことにより, イヌのα1-Mとα2-Mだけを分離・精製することができた.
    2) 分析用アガロース等電点電気泳動法とアガロースゲル電気泳動法により, イヌのα1-Mとα2-Mの性状を調べた結果, それぞれ, (1)イヌα1-MにおいてはpI=5.4, 分子量724,000, (2)イヌα2-MにおいてはpI=5.7, 分子量758,000であった.
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