生物物理化学
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50 巻, 1 号
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  • 五屋 麻友香, 栗原 由利子, 長雄 一郎, 新井 美枝, 佐藤 健次, 芝 紀代子
    2006 年 50 巻 1 号 p. 1-7
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    排尿・排便を制御する括約筋のメカニズムを解析する生化学的基礎研究として, オス犬8頭の内臓平滑筋, 心筋, 横紋筋として骨格筋と会陰筋の各筋組織13種類を採取し, 各々の筋組織から蛋白を抽出した. 13種類の筋組織蛋白抽出液中のAlb/TP比を算出した.
    外尿道括約筋を除いた横紋筋に比べ, 内臓平滑筋の方がAlb/TP比がいずれも高値であり, さらに泌尿器系の筋組織が, 他の筋組織蛋白抽出液に比べ, 高値であることが注目された.
    SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法ではいずれも鮮明な30種近い蛋白バンドが得られ, 内臓平滑筋と横紋筋を比べるとそれぞれ特徴のあるパターンを示した. 二次元電気泳動法によると, 内臓平滑筋では酸性側の蛋白が多く, 横紋筋ではアルカリ性側の蛋白が多く存在するという特徴を示した. これらの泳動パターンだけでも前立腺被膜と心筋は他の筋組織と区別ができるほど特徴的であった.
  • 語源が分かれば見えてくる?
    松尾 雄志
    2006 年 50 巻 1 号 p. 9-11
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
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