日本化粧品技術者会誌
Online ISSN : 1884-4146
Print ISSN : 0387-5253
ISSN-L : 0387-5253
37 巻, 1 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
  • マサ 大竹
    2003 年 37 巻 1 号 p. 3-9
    発行日: 2003/03/20
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
  • 石窪 章, 岡本 亨, 野田 章, 中島 英夫, 梁木 利男, 山口 道廣
    2003 年 37 巻 1 号 p. 10-16
    発行日: 2003/03/20
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    サンケア製品の紫外線防御性をin vitroで評価する方法についてはこれまで多くの報告がなされている。これらのin vitro評価法は, 皮膚代替膜に試料を塗布し, 紫外線の透過性を測定することで, 試料の紫外線防御性を評価する手法であるが, 本研究では, この方法で問題となっていた紫外線防御剤の皮膚代替膜への浸透や表面形状による誤差要因, また簡便性等を解決した新しい皮膚代替膜を開発した。この皮膚代替膜を用いることにより, in vitro SPFとの相関性を高めることができ, 試料の塗布状態の違いによる紫外線防御性の差異を的確に測定できることがわかった。また, この皮膚代替膜を用いて, サンケア基剤の膜上での分布を視覚化し, 紫外線防御剤の肌上での分布状態と紫外線防御性についての考察を行った。
  • 雀地 桃子, 柴田 雅史, 廼島 和彦, 塩見 浩之, 吉田 健一郎, 細川 均
    2003 年 37 巻 1 号 p. 17-24
    発行日: 2003/03/20
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    メイクアップ化粧料に用いられる白色顔料としての酸化チタンは, 強い隠ぺい力と凝集性を持ち, 特に淡色のメイクアップ化粧料に配合した場合に, 皮膚に塗布した際に塗りムラになりやすい, 均一に塗布しにくい, あるいは外観色に対して塗布色が不自然に白くなってしまうといった課題があった。われわれは, シリカ中に微粒子酸化チタンを固定化することにより, 従来の顔料用酸化チタンに比較して前方散乱性が高く透明性も高い光学特性を持つ白色顔料の開発を行った。この顔料を配合した口紅は, 唇上に塗布したときに発色がよく, 透明感のある白さとなめらかな仕上がりを提供する。
feedback
Top