尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編
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45 巻
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
論文
  • 片桐 真弓
    原稿種別: 本文
    2013 年 45 巻 p. 1-20
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2019/01/31
    ジャーナル フリー
    本稿では,母親に対する縦断的面接調査を下に,幼児期から児童期における家庭教育の実態について明らかにした。(1)幼児期から習い事を利用しており,子どもの意思を尊重しつつも,親側が意識的に習い事の選択をしていた。また,通信教育を利用する家庭が見られた。(2)宿題については,親のサポート体制の下で家庭学習が行われていた。宿題ほどの比重はないが,何らかの手伝いをさせている。ゲームの取扱いについては苦慮しており,ルールを設定していた。(3)子どもの将来像では,子どもの主体性に任せるとする母親が大半であるが,希望を叶えるために,基本的な事柄を重視している。(4)母親自身の就労の背後には,家庭教育に関する母親としての責任感が見られた。そして,家庭教育への責任を果たすために,働き方を調整しているケースも見られた。
  • 福永 美佳
    原稿種別: 本文
    2013 年 45 巻 p. 21-33
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2019/01/31
    ジャーナル フリー
    本論は,中国の大学で学ぶ日本語上級レベルの学習者を対象に,ロールプレイによる会話教育の効果を考察している。表現先行型ロールプレイを使った授業は,ややもすれば文法学習の場になりがちだが,段階的にレベルを上げていくことで,豊かな表現力を身につけることができる。一方,タスク先行型ロールプレイを使った授業は,会話に単調さや曖昧さが生じる恐れもあるが,緊張感を持続できる。したがって,言語運用能力の向上のためには,学習者のレベルやテーマにあわせてロールプレイを選択することが望ましい。
  • 松本 貴文
    原稿種別: 本文
    2013 年 45 巻 p. 35-49
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2019/01/31
    ジャーナル フリー
    本論文では,主体の側の観点から見た農村の結婚問題の構造と有効な支援の方法について事例研究をもとに考察した。その結果として,まず,結婚問題は(1)農村の集団主義と現代社会の個人主義との矛盾,(2)出会いの場に参加するための高いコスト,(3)農村男性の社会的孤立の3つの要因によって生じていることを指摘した。そのうえで,A町の結婚促進事業は,気軽に参加できる出会いの場の構築と,社会的な連帯の構築を支援することによって結婚問題の解決に大きな成果をあげていることを指摘した。
  • 実践的指導力の形成に着目して
    天野 かおり, 志々田 まなみ
    原稿種別: 本文
    2013 年 45 巻 p. 51-66
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2019/01/31
    ジャーナル フリー
    グローバル化や少子高齢化,情報通信技術の急速な発展等に伴い,社会の抱える諸課題は高度化,複雑化をたどる一方である。そうしたなか,学校教育に求められる役割や内容,人材育成のあり方は変化している。授業のやり方を含めた教育のスタイルそのものを変えていくことが求められているのである。そこで本論文では,「教育方法論」という授業の改善と充実について,「教職に関する科目」として開設される講義であるという点と,かつ大学での学びであるという2つの視点から検討を試みた。
  • 畑田 秀将
    原稿種別: 本文
    2013 年 45 巻 p. 67-84
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2019/01/31
    ジャーナル フリー
    本研究では,大手新聞社が発行する新聞の縮刷版に掲載されている記事が,データベースにおいてどれほど再現されるかという点を調査した。松本サリン事件をサンプルに網羅性を重視する検索を実行した結果,各データベースともに表記のゆれに対する諸機能は導入されているものの,件名もしくはそれに類するアクセスポイントは整備されていないことが分かった。また,事件の初期報道から収束に至る過程においては,一般的な事件名ではなく,検索語を有効に組み合わせる方法が網羅性を確保する手段として効果的であることが確認された。
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研究ノート
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