尚絅大学研究紀要 B.自然科学編
Online ISSN : 2423-9321
Print ISSN : 2187-5243
ISSN-L : 2187-5243
最新号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
  • 24年間の二酸化窒素濃度測定結果から
    中嶋 弘二
    2022 年 54 巻 p. 137-146
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/08/06
    ジャーナル オープンアクセス
    熊本市の大気汚染状況を把握するために,熊本市内の幹線道路24地点を定点に決め,1996年から2020年の24年間,毎年,夏(6月)と冬(12月)に天谷式二酸化窒素濃度測定法による大気汚染測定を実施した。測定結果の最高値と平均値から熊本市の大気汚染の24年間の推移をグラフ化し,その状況について,分析,検討した。その結果として,(1 )夏の最高値は1996年の0.085ppm で,平均値で最も高かったのは同年0.052ppm であった。冬の最高値は2002年の0.113ppm で,平均値で最も高かったのは2003年0.071ppm であった。このことから1996年から2004年頃までは,熊本市内幹線道路の空気は「たいへん汚れている」状態であったと推察される。(2 )24年間の結果の推移から,夏,冬共に二酸化窒素濃度はしだいに低下,つまり熊本市の大気汚染は改善傾向にあることがわかった。(3 )冬の年次推移では,2019年0.027ppm から2020年は0.037ppm と上昇していることから2021年冬の測定結果が注目される。
  • 情報系基礎科目の事例
    髙橋 文徳
    2022 年 54 巻 p. 147-152
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/08/06
    ジャーナル オープンアクセス
    筆者は本学短期大学部の2学科において,情報系基礎科目を担当している。それらの授業内容は,ほぼ共通である。今年度前期において,一方は当初の予定通りに15回の授業を実施した。他方は新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から,5月中旬から下旬に渡る3回の授業を止むを得ず休講とした。その分の補講を,学期末にまとめて実施した。それぞれの授業の初回と15回目には,思考態度についての調査を実施した。その結果を比較し,休講措置の学習への影響を検証した。
研究ノート
  • 守田 真里子
    2022 年 54 巻 p. 153-162
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/08/06
    ジャーナル オープンアクセス
    熊本県の各地には,様々な環境の中で先人たちが知恵と工夫を試行錯誤しながら作り上げた素晴らしい料理がある。しかし,これらの郷土料理は,現在,私たちの生活の中から失われつつあるのが現状である。また農林水産省の第4次食育推進基本計画では,和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことも踏まえ,「持続可能な食を支える食育の推進」が挙げられた。そして,郷土料理や伝統野菜・発酵食品を始めとする伝統食材等の魅力を再発見することや,我が国の伝統的な食文化や地域の郷土料理等とその歴史や文化的背景等を学ぶ機会の提供を促進することが挙げられた。そこで,第1報・第2報では県内各地を調査して郷土料理の成り立ちから,4種類に分類して報告した。今回は,特に熊本の歴史上の人物と関わりの深い郷土料理とその由来について報告する。
feedback
Top