石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
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[受賞講演-学会賞]
[特別講演]
[一般発表]
  • 神田 康晴, 佐々木 奏, 上野 錬, 遠藤 優斗
    セッションID: A01
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/07/30
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    Rh-P系触媒の高いHDS活性はRh2Pの高い耐硫黄性に起因すると考えられ、先にこのRh-P系触媒はH2S-N2を用いた昇温硫化法で高い耐硫黄性を有することを明らかにした。本研究では、Rh-P系触媒の耐硫黄性をHDS反応に近い条件で評価し、この耐硫黄性とHDS活性の関係について検討した。H2S-H2中でRh-P触媒の耐硫黄性を評価すると、N2共存下よりも耐硫黄性は高くなることがわかった。また、耐硫黄性が高い触媒は高いHDS活性を示したことから、耐硫黄性がHDS活性の発現に重要な要素であるといえる。

[受賞講演-論文賞]
[受賞講演-技術進歩賞]
[一般発表]
[依頼講演]
[一般発表]
[受賞講演-奨励賞]
[一般発表]
[受賞講演-奨励賞]
[一般発表]
[受賞講演-奨励賞]
[一般発表]
[受賞講演-論文賞]
  • 小林 靖和, 宗宮 穣, 多田 昌平, 菊地 隆司
    セッションID: B09
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/07/30
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    水素化反応は、石油化学産業で中間化合物を生成するために使用される重要なプロセスの1つであり、長い間Pd系触媒が使用されてきた。近年、構成金属の低コスト化などの観点から、魅力的な代替品としてNiZn金属間化合物触媒が注目されている。結晶性の良いNiZn金属間化合物の取得には、前駆体であるZnOが難還元性のため、高温(500~750℃)での処理が必要となるが、この処理においてもNiZn金属間化合物の単一相を得るのは困難であり、NiZnとNiが共存する報告例が多いのが現状である。発表者らは、LiCl-KCl混合溶融塩中でCaH2還元剤を用いることで、ZnOを含む酸化物前駆体から360℃という低温での単一相のNiZn金属間化合物の合成に成功している。特に、溶融塩中で合成することで、難還元性酸化物の還元を阻害する酸素・水分がない最適な合成条件を見い出した。

[受賞講演-奨励賞]
[一般発表]
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