衣服設計においては身体寸法を基本として体型の3次元的な把握が必要であると考えた.第1報の18~22才 (ミス) に引き続き, 今回は25~65才 (ミセス) について, 計測値と体幹部形態との関連について追究し類型化を試みた.計測値において, 3年令群間に差がみられ, 胴部, 腹部, 腰部に特徴を示している.さらに, 20才との比較では顕著な差がみられる.
横矢示数による形態区分は, 胸部はB・C, 胴部はC・B, 腹部・腰部はC・D・Bが多く, 高年令群になるに従ってDからAの方に移行している.
個有値の4部位横矢示数の複合状態類別では, BCCC, BBCCが多く, CCDD, CCCC, CBCCの1頂に出現が少なくなり, 74組の組合せに出現がみられた.
4部位の形態の差異が形態採取により確認することができた.
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