繊維製品消費科学
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2 巻, 4 号
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  • 井本 稔
    1961 年 2 巻 4 号 p. 188-191
    発行日: 1961/11/10
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 山本 松代
    1961 年 2 巻 4 号 p. 192-197
    発行日: 1961/11/10
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―同時に切断する糸の本数の測定―
    田中 道一, 広田 輝次
    1961 年 2 巻 4 号 p. 198-201
    発行日: 1961/11/10
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    プラスチックス材料で被覆した織物とその基布について, タング法により引裂き試験を行ない, 引裂き荷重の変化をストレンゲージを用いて測定し, オシログラムに記録した.この曲線より引裂きの際に同時に切断する糸の本数を測定し, 被覆織物の切断本数が基布に比べて変化する状態を求めた.
  • 岩崎 振一郎, 川崎 きよ子, 清水 満子
    1961 年 2 巻 4 号 p. 202-205
    発行日: 1961/11/10
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    1.でん粉 (小麦でん粉) 糊及び蛋白質 (乳製カゼイン) 糊で糊付した木棉布を油化学協会洗浄委員会法によって汚染し, 洗浄液に各々でん粉分解酵素, 蛋白質分解酵素の各量を加え, 標準洗たく法によって洗浄効率を比較し酵素添加の効果をしらべた.
    2.でん粉糊付の場合温度50℃, PH6.0りん酸緩衝剤使用, 時間30分, 酵素量0~8U/c.c.洗剤2g/lに於て
    a) 酵素のみを加えたものは若干の効率向上はみとめられるがそれは微弱である.酵素添加量を多くしても効率は向上せぬ.
    b) 酵素―石けん併用のものは酵素添加により著しい効率向上をみとめる.酵素添加量を多くしても効率は其以上向上せぬ.酵素量は2U/c.c.で充分である.
    c) 酵素―ソープレスソープ (スルホン酸型) 併用のものは酵素―石鹸併用よりも更に著しく効率向上する.
    3.蛋白質糊付布の場合温度40℃P.H.7.5りん酸緩衝液使用, 時間30分, 酵素量0~8U/c.c.洗剤29/lに於て
    a) 酵素のみを加えたものは若干の効率向上を示すが微弱である.酵素添加量を多くしても効率は向上せぬ.
    b) 酵素―石けん併用, 酵素―ソープレスソープ (スルホン酸型) 併用の場合にはいつれも酵素添加によって著しい効率向上を示す.且その程度は両者ほとんど同じである.酵素添加量を多くしても効率増加は向上せぬ.酵素量は2U/c.c.で充分である.
    c) 酵素―石けん併用の場合は緩衝液使用 (PH7.5) でも緩衝液なし (PH10.5) でもほとんど同程度にまで向上する.
    4.洗たくの時間を長くすれば効率は向上する.併し15~20分間で充分である.
  • 宮 泰介
    1961 年 2 巻 4 号 p. 206-210
    発行日: 1961/11/10
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    Wash and Wear性に適合した縫製法を検討するために, 普通綿布, 樹脂加工綿布およびテトロン, 綿混紡布の3種の平織ワイシャツ生地をとりあげ, 7種類の縫い方で各布を縫製し, 織物および縫製部の発しわ性を比較検討した.
    この結果, 縫製部から発生するシワがWash and Wearをそこなう最大の因子であり, 従来の純綿ワイシャツに用いられているおりふせぬい, うねぬいは不満足であり, はしぬい, 袋ぬい, かぶせぬいが比較的Wash and Wearな縫い方である.
    針数は, 強度的に許せる限りあらい方が良い, 特にテトロン, 綿混紡布についてはこの傾向が強い.
    ミシン糸については, Wash and Wearに適した品質を備えた糸は少なく, 今後の研究に期待したい.
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