繊維製品消費科学
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20 巻, 7 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 佐貫 治夫
    1979 年 20 巻 7 号 p. 244-249
    発行日: 1979/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 山本 良一
    1979 年 20 巻 7 号 p. 250-254
    発行日: 1979/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 縫目強力
    岡野 志郎
    1979 年 20 巻 7 号 p. 255-260
    発行日: 1979/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 閏間 正雄, 富森 美緒
    1979 年 20 巻 7 号 p. 261-265
    発行日: 1979/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    東京都内にある服装専門学校の女子学生 (新入学生, 上級学生) と女子教員を対象として, 接着芯地の認識とその利用についてアンケート調査を行なった.調査結果のおもな点は, つぎの通りである.
    1) 接着芯地の各組織を「知っている」, 「使ったことがある」は, 新入学生群が最も低く, 上級学生, 教員群は全般的に高い比率を示した.
    2) 各被調査者群とも「最も多く使った」と「最も好き」は接着芯地の組織で連関していて, 新入学生, 上級学生群では, 不織布接着芯地が, 教員群では, 織物接着芯地が目立った.
    3) 上級学生, 教員群とも, これから「使ってみたい」接着芯地の組織として織物, 編物接着芯地に支持が多かった.また, 両群とも「最も好き」との間では, 有意差のある連関を示した.
    4) 接着剤の4散布状態を「知っている」は, 新入学生群で最も低く, 上級学生, 教員群の順に高くなった.散布状態では, 各群ともドット状が最高で, フィルム状が最低の比率を示した.良く「知っている」教員群は, 接着芯地の選定に際し, 組織, 散布状態を含めて多面的に「考慮する」としていた.
    5) 具体的に被服を製作する事例では, 上級学生, 教員群とも, 同様の傾向で接着芯地の組織, 接着剤の散布状態を選定したが, 上級学生群と教員群とでは, それぞれに異なる連関をみせた.
    終わりに, 本調査に御協力いただいた調査校や調査対象の方がたに感謝の意を表する.
  • 須田 紀子, 稲葉 秀子
    1979 年 20 巻 7 号 p. 266-272
    発行日: 1979/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    5種類の合成皮革の製品とその基布, および1種類の人工皮革を試料とし, それらのドレープ形態の観察を行い, さらにドレープ性の良否について官能検査を実施した.官能検査結果をふまえて合成皮革の単純なモデルを各種素材を張り合わせて作り, それによって製品と基布との関連性についても検討した.
    形態観察の結果によれば, 合成皮革, 人工皮革ともかなり良いドレープ性を示しており, 用途さえ適切であれば衣料として必要とされるドレープ性を十分持っているといえる.
    官能検査では, 製品のドレープ性の方がそれに用いられた基布のドレープ性より良いと評価され, ポリウレタンの存在がドレープ性の向上に寄与していることがわかった.また, 製品のドレープ性と基布のそれとには高度の相関がみられ, ドレープ性の良い基布を用いればドレープ性の良い製品ができることが明らかとなった.
    張り合わせモデルの形態を観察した結果, ドレープ性の良い張り合わせ材を用いた場合の方がドレープ形態が美しいものになることが認められた.
  • (第1報) ―スポーツウエアについて―
    花田 嘉代子
    1979 年 20 巻 7 号 p. 273-279
    発行日: 1979/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    熱的に快適さを得るための衣服デザイン並びに衣生活資料を提供することを目的とし, オーバーオールタイプの一例としてスポーツウエアを選び, 4種のサイズにつき, 4種の姿勢における着衣の局所別熱抵抗をサーマル・マネキンを用いて測定した.主な結果はつぎの通りである.
    (1) スポーツウエアの熱遮断効果△Rは部位によって異なり, また同一部位でもサイズ及び姿勢によって異なることを部位別プロフィルによって示した.
    (2) 衣服デザイン上, 着装上の資料を△Rとゆとり量との関係について得た.また衣服内の熱流の煙突効果について検討した.
    (3) スポーツウエア上衣の胸の開口量が体幹部の△Rの調節に役立つ程度を検討した.
    (4) 着衣全体の熱抵抗を増加させる手段としての下着の着用は, スポーツウエアのみの熱抵抗△Rにも影響を及ぼし, 一般にそれぞれのもつ熱抵抗の和より小さくなることを見出した.
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