繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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21 巻, 12 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • ―カーテン・カーペットの省エネルギー効果―
    岡 樹生
    1980 年 21 巻 12 号 p. 498-506
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 中西 健太郎
    1980 年 21 巻 12 号 p. 507-512
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 近藤 れん子
    1980 年 21 巻 12 号 p. 513-519
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―両面接着芯地の接着条件がはく離強さにおよぼす影響―
    安原 由紀子, 山田 都一
    1980 年 21 巻 12 号 p. 524-532
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    本研究は, 4種の試料布とポリアミド系樹脂でくもの巣状ウェブの両面接着芯地を用い, 接着温度, 接着圧力, スチーム時間の3条件を変えたときの各接着条件のはく離強さにおよぼす影響を検討した.そのおもな結果は次のようである.
    (1) 接着温度, 接着圧力, スチーム時間のいずれの条件も, はく離強さに有意性が認められる. (2) 毛羽のあるサージやモスリンの織物では, 接着温度が高く, 接着圧力が大きくなるにつれて, 溶融した芯地の樹脂は織糸内部に入り込みやすくなり, はく離時の毛羽の滑脱も多くなる. (3) 乾熱 (スチームなし) で接着すると両面接着芯地の樹脂はフィルム状に近い状態に溶融し, スチームを付与して接着すると樹脂はくもの巣の塊状に溶融する. (4) 異種織物各1枚を両面接着芯地で接着した時のはく離強さは, その異種織物のうちの1種のみを2枚で接着した時のはく離強さの小さい方の値に近い.
  • 間宮 尊子, 丹羽 雅子
    1980 年 21 巻 12 号 p. 533-538
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    一定引張り荷重下での繰返しせん断変形により, 布の諸力学特性は変化するが, 布の疲労が極限に至る以前は諸力学特性は, 常に元の特性値へ近づく回復挙動を伴う.
    本報では, 疲労過程における, 引張り, せん断特性の諸力学量の回復特性を調べ, おのおのの回復曲線について, 次式を用いて解析を行った.
    Zp-1=α+β・exp (-t/T0) ・・・・・・・・・・・・ (1)
    Zpは, 計測値の元の特性値に対する比を示し, αは残留力学量, βは回復力学量, T0は, 回復時定数をあらわす. (1) 式で示される曲線は, 力学量の回復曲線に良くフィットすることがわかり, また回復特性値α, β, T0は, 布の諸力学特性の疲労に伴う回復特性を良好に表わすことが確められた.α, β, T0の値を適用することにより今後は, 布素材や編構造の違いによる被服材料特有の回復特性を数量化して評価することができ, また疲労現象の予測の精度を高めることができると思われる.
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