繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
Print ISSN : 0037-2072
ISSN-L : 0037-2072
21 巻, 8 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 森 嘉紀
    1980 年 21 巻 8 号 p. 320-321
    発行日: 1980/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 荒谷 善夫, 嘉田 勇
    1980 年 21 巻 8 号 p. 322-326
    発行日: 1980/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 石毛 フミ子
    1980 年 21 巻 8 号 p. 329-333
    発行日: 1980/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 通商産業省横浜繊維製品検査所
    1980 年 21 巻 8 号 p. 334-340
    発行日: 1980/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―上着とスカートの組合せにおける色彩効果―
    上野 清一郎, 伊藤 純子, 牧野 真理子
    1980 年 21 巻 8 号 p. 341-347
    発行日: 1980/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    ツウピースにおける上着とスカートのそれぞれに, 異なる色彩を施した場合のイメージ効果を検討した.このため服種の要因は, 先回の研究で有意なパターン分類の基準となったもののみにしぼり, その各々の形態につき色彩組合せを18とおりとり上げた.
    その結果イメージに対しては形態のみならず, 色彩がかなり効果することが見出された.なかでも
    (1) いくつかのイメージを結合した複合イメージで見ると, 形態ではスカート丈長く上着ウエスト巾大の服装と, その反対のもの, また色彩では補色組合せの服装と, 有彩色・白の組合せのそれとが, 明らかにイメージを異にする.
    (2) クラスター分析によるシルエットのパターン分類では, 形態要因に左右されるイメージ用語としては, 力量性, 活動性用語が多く, これに対し色彩要因に影響されるものは, 評価用語が多い.
    なお交互作用に関しては, 形態同志の方が形態と色彩とのそれよりも, イメージを大きく変えるようである.
  • 壁谷 久代, 加藤 雪枝, 椙山 藤子
    1980 年 21 巻 8 号 p. 348-355
    発行日: 1980/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    本研究は, 被服における色彩と図形が知覚閾や感情効果にどのような関連性をもつかを追求するために, 最も基本的な色彩と図形を取り上げ, これらを合成し, 知覚閾及び感情効果を求め, 両者の関係を検討した.
    その結果, 知覚閾には形態を表わす物理量よりも刺激純度・明度などの色彩の要因が大きく関与し, そして同じ要因で感情効果も生じることが明らかになった.
    さらに, 平面上で見た場合と着装上を見た場合の関連性を考えるにあたり, 実際に被服地の模様としてワンピースを作成し, 感情効果を求めて解析した結果, 評価の因子については着装上の感情効果を別に考察する必要があるが, 力量・活動性, あたたかさの因子をもつ感情効果は平面上の感情効果を着装上にも応用できることが明らかになった.
  • ―揺動する着衣の熱抵抗について―
    花田 嘉代子
    1980 年 21 巻 8 号 p. 356-361
    発行日: 1980/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    運動時の着衣の局所別熱抵抗が, 姿勢・動作を変化するサーマル・マネキンによって計測された.運動は, 立位と腕挙上・開脚位を交互に繰返す方式が採用され, 着衣はスポーツウェアおよび3種の被服材料の異なるワンピース (ベルトなし, またはベルトあり) が用意された.主なる実験結果はつぎのようである.
    (1) ヌード時の表面熱伝達抵抗および着衣時の総括熱遮断係数の, 静止時と運動時との差がそれぞれ求められ, 差の局所別プロフィルが検討された.ヌード時では運動によって前腕, 下腿の抵抗が低下するが, 着衣すると運動による抵抗の減少が他の部位にも及ぶ.運動時のプロフィルはヌード, 着衣時共に運動速度を増大するほど抵抗値が小さい方へ移行する.
    (2) 静止時の着衣による熱遮断効果 (△R) および運動時のそれ (△RM) の局所別プロフィルが比較検討された.一般に△RMは△Rに比して小なる値をとるが, 動作に寄与した前腕部のみは逆に△RMが大になる傾向が, スポーツウェア, ワンピース共に見出される.なお, ワンピースの場合, 大腿部の△RMは△Rに比して著しく小さく, フイゴ作用がみとめられた.
feedback
Top