繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
Print ISSN : 0037-2072
ISSN-L : 0037-2072
24 巻, 6 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • ―コンピューター時代の幕あけ―
    河合 玲
    1983 年 24 巻 6 号 p. 218-221
    発行日: 1983/06/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 児玉 晃
    1983 年 24 巻 6 号 p. 222-225
    発行日: 1983/06/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 別所 義雄
    1983 年 24 巻 6 号 p. 226-233
    発行日: 1983/06/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―取扱い絵表示改善の一試案―
    林 泰子, 伏木 美紀子, 吉川 清兵衛
    1983 年 24 巻 6 号 p. 234-243
    発行日: 1983/06/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 上田 充夫, 小谷 光弘, 平島 恒亮
    1983 年 24 巻 6 号 p. 244-247
    発行日: 1983/06/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    末端アミノ基含量の異なる3種類の6―ナイロン繊維に対する酸性染料の染着性およびその耐光堅ろう性について検討した.
    ほとんどの系について等温吸着曲線の形状はほぼラングミュア型を示し, 飽和吸着量はそれぞれのナイロンの末端アミノ基含量と化学量論的に一致した.このことからこれらの系における吸着機構は, 主としてナイロンの末端アミノ基と染料分子との造塩結合にもとづくものと推定した.しかしながら, ある種の系においては, 等温吸着曲線がラングミュア型を示さず, 吸着量が末端アミノ基含量をはるかに上まわる値を示した.この系においては, 吸着には造塩結合以外の他の機構が寄与しているものと推定した.
    これら2種類のタイプの染着特性にもとつく染色繊維の耐光堅ろう性を互いに比較したところ, 造塩結合以外の機構が関与している染色繊維の方が著しく低い耐光堅ろう性を示した.
  • 藤井 富美子, 皆川 基, 福本 律子, 奥山 春彦
    1983 年 24 巻 6 号 p. 248-254
    発行日: 1983/06/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    透湿性防水布の構造ならびにその性能に及ぼすドライクリーニングの影響について検討した.
    透湿性防水布ゴアテックスファブリックは, ナイロンタフタ, または, ナイロントリコットに, 高度にフィブリル化した網目構造を有するミクロポーラスなポリテトラフルオロエチレンフィルムをラミネートした2層または3層構造からなる複合素材である.一方, ポリウレタンコーテング布は, ナイロンタフタに多数の細孔をもつポリウレタンがコーテングされている.
    透湿性防水布の耐水圧は, ゴアテックスファブリックについて, 2層および3層構造のいずれもすべて7.0kg/cm2以上であり, 一方, ポリウレタンコーテング布では0.8kg/cm2である.透湿性について, ゴアテックスファブリックの2層構造の透湿性は3層構造のものよりも大きく, ポリウレタンコーティング布の透湿性は, 両者にくらべると小さい.Woodcockの水蒸気透過指数imは, ゴアテックスファブリックについて, 0.43~0.48で, これは, ナイロンタフタおよびナイロントリコット単一織物の値と同程度であり, 一方, ポリウレタンコーテング布のimは0.33である.ASTME-96-66を改良したカップ法による水蒸気透過量と湿潤した円筒モデルによる水蒸気透過抵抗の間には高度に有意な負の相関が認められた.
    透湿性防水布の耐水性, 透湿性, 剥離強度および収縮率に及ぼすドライクリーニングの溶剤および洗剤の影響は極めてわずかである.
  • (第1報) ―男子大学生による婦人服のイメージ評価について―
    枡田 庸
    1983 年 24 巻 6 号 p. 255-266
    発行日: 1983/06/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    服装を人間相互のコミュニケーションの媒体とする場合, 送り手の内容つまり服装で表現されたイメージが期待通りの効果をもって, 受け手に伝えられるか否かは疑問である.そこで今回の研究は婦人服が受け手である男性にどのようなイメージを持って伝えられるかを, 流行の衰退期, 成熟期, 成長期, 発生期にある服装をもって調査し, 次の結果を得た.
    流行の進行段階が同一である服装のイメージの類似性は高く, 進行段階が異る服装間のイメージの類似性は低くなる.
    評価項目の共通性は「かわいい」と「良い」がすべての服装において高い値を示す.
    各々の服装のイメージを因子分析し, 主要因子を抽出した結果, イメージの大半は嗜好的因子, 現代的因子, 実用的因子からなることがわかった.
    被験者のうち, 流行の初期採用者群と他の群では, すべての服装に対するイメージの類似性が低い.流行の関心度が高い群は衰退期, 成熟期の服装に悪い評価を下す傾向がみられ, 評価項目の得点においても流行の関心度が高い群と低い群では両者に若干の差がみられた.
feedback
Top