繊維製品消費科学
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25 巻, 10 号
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  • ―実用性能に関する私見―
    岡野 志郎
    1984 年 25 巻 10 号 p. 466-470
    発行日: 1984/10/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―石けん―アルキルマロン酸塩混合系の硬水中での挙動―
    下野 辰久, 川上 景子
    1984 年 25 巻 10 号 p. 482-484
    発行日: 1984/10/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • (第3報) ―LAS系洗剤へのポリオキシエチレンアルキルエーテル, および, プロテアーゼの配合効果が複合汚染布の洗浄挙動に及ぼす影響―
    佐藤 昌子, 須藤 美枝子, 皆川 基
    1984 年 25 巻 10 号 p. 485-492
    発行日: 1984/10/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    LAS (DBS) 系洗剤における無リン洗剤の洗浄性能の向上を目的として, Schefféの単純格子計画法に基づく複合汚染布の洗浄実験より, DBS・APE・アルカラーゼの3成分相互作用の影響について検討した.
    1) DBSは水の硬度の影響を顕著に受け, 特に固体汚れの洗浄性が著しく低下するが, APE, アルカラーゼの配合によって洗浄性は急激に高くなり, 3成分相乗効果は0ppmにおいてよりも硬水中においてより大きくなる.
    2) 硬水中においてAOS系と比較した場合, DBS系の3成分相乗効果はAOS系のそれよりも大きく, 1, 2成分系ではAOS系よりも洗浄性が低いが3成分最高格子点ではAOS系に匹敵する.
    3) DBS系に石けんを添加すると, 3成分 (+石けん) の相乗効果が有効に作用し, 硬水下での固体粒子汚れの洗浄性が向上する.石けんなどの硬度イオンマスキング剤を添加することが有効でかつ必要な配合方法である.
  • (第1報) ―市販カバーオールの問題点とその改善策―
    諸岡 晴美, 鋤柄 佐千子, 丹羽 雅子
    1984 年 25 巻 10 号 p. 493-501
    発行日: 1984/10/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    乳児用市販カバーオールの素材, 衣服型, サイズについて, 動作時の身体適合性の観点から問題点を考察し, 改善の方向を示唆することを目的として, 動作時の衣服の伸びと同時に, 同様の動作項目における皮膚伸びの測定, 乳児の成長率, 体型変化を計測した.結果を次に示す.
    1) 衣服の各部位において水平方向に比べ垂直方向に大きな伸びを呈すること, 長径項目に大きい成長率がみられることから着丈, 袖丈方向に伸びやすいコース方向を用いることが提案された.
    2) 膝部の皮膚伸びを補なうための切り替えによる凸面形成は, むしろ膝部の伸び抵抗を大きくすることから不適当であり, いせ込みやギャザーによる方法が股高の成長に伴なう膝位置の移動からも適当と考えられる.
    3) 袖型は肩縫目および腕付根囲の縫目により伸びが拘束されないラグラン袖が適する.
    4) 市販カバーオールにおむつ着用による胴縦囲, 腰囲増加分が見積もられておらず, 襠V方向に大きな張力が作用した.これについては棺サイズ, 挿入位置の検討が必要であることが示唆された.
  • 松岡 弘子, 長江 貞彦, 丹羽 雅子
    1984 年 25 巻 10 号 p. 502-509
    発行日: 1984/10/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    非接触非破壊で3次元計測できるモアレトポグラフィによってBaggingの生じた部分の3次元形態を捉え, 衣服のBaggingを客観的に評価する方法について検討した.Baggingは着用中布がうける変形を模擬した型崩れ試験装置によるものと着用試験によるものとを取り上げた.3次元計測に基づく評価方法として断面形状による評価と体積変化による評価について検討し, 最大変形量hmや体積Vによって衣服のBaggingを客観的に評価できることを確かめた.着用実験との対応により, 本評価法によれば衣服のBagging現象を短期間に再現でき, 簡便な評価法として有用であることを見出した.Baggingの客観的尺度を得ることにより布物性との関連づけが可能になり, 本実験に用いた試料に関して疲労前の湿潤時の引張特性におけるレジリエンスが小さいほどVおよびhmが大で, Baggingからの回復性も低いことなどが確かめられ, Baggingを予測するための手掛りが得られた.
  • 1984 年 25 巻 10 号 p. 511
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
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