繊維製品消費科学
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26 巻, 5 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 柚木 昭二
    1985 年 26 巻 5 号 p. 186-189
    発行日: 1985/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 中野 広
    1985 年 26 巻 5 号 p. 190-194
    発行日: 1985/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 小島 洋司
    1985 年 26 巻 5 号 p. 195-197
    発行日: 1985/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―圧縮特性の測定方法について―
    伊藤 紀子, 山浦 美智子, 能勢 隆之, 堀野 恒雄
    1985 年 26 巻 5 号 p. 204-209
    発行日: 1985/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    人体の圧縮測定装置を試作し, 人体の圧縮特性を測定する際の圧縮子の圧縮面積および圧縮面の形状を変えた場合の人体の圧縮変形量と応力との関係を測定した.
    1.人体大腿部および大腿部モデルでは, 圧縮子の圧縮面積2.0cm2まで, 一定量変形を与えるのに要する応力は, 急激に減少し, それ以上の面積では, 応力の減少が少なくなる.圧縮子の面積が等しい場合でも, 圧縮面の形状が異なると, その周長によって, 人体の圧縮特性は異なる.
    2.局所的に圧縮硬さの異なる胴部では, 一定量変形を与えるのに要する応力の圧縮面積依存性は, 大部分の部位で大腿部と同様の傾向が認められた.
  • 増渕 久子, 佐貫 治夫, 池田 和彦, 桃原 和広
    1985 年 26 巻 5 号 p. 210-214
    発行日: 1985/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    綿平織布を変性 (アミノ) シリコーンで処理した場合について前報でのジメチルポリシロキサン (DMPS) の結果と比較して検討した.処理液濃度0.5wt%以上で静摩擦力は一定になりDMPSと同じ傾向を示し, さらに高粘度になるほど静摩擦力は低下した.変性シリコーンはDMPSより静摩擦力を低下させる効果が大であり, しかも変性率の低い0.01~0.02の所が最も静摩擦力を低下させた.そしてアミノ基の効果は分子中のアミノ基量によりあらわれていることがわかった.また, DMPSとアミノシリコーンをブレンドした場合静摩擦力に影響を及ぼすのはアミノシリコーンが大で, しかもアミノシリコーンのブレンド率のかなり小さいところでその効果を出している.また変性率の高いものほど静摩擦力に強い影響を与えている.
  • (第4報) ―アニオン界面活性剤・ポリアクリル酸ナトリウム・プロテアーゼ系の配合効果と溶液特性―
    佐藤 昌子, 皆川 基
    1985 年 26 巻 5 号 p. 215-222
    発行日: 1985/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    アニオン界面活性剤 (DBSまたはAOS) ・ポリアクリル酸ナトリウム・アルカラーゼの無リン洗剤配合系における溶液特性について検討し, 複合系における相互作用の観点より, 洗浄ならびに汚染の機構について解析した.
    1) DBS, AOS, SPAは, アルカラーゼの酵素活性を低下させ, Caイオンは酵素活性を賦活させる.したがって, 硬水下におけるアルカラーゼの活性は配合剤のCaイオン相互作用の大きさに大きく影響され, DBSでは低下が大きく, AOS, SPAでは活性への影響が小さくなる.しかし, 配合系における洗浴の酵素分解能は酵素の配合量にほぼ比例する.
    2) 汚れがたん白質単独の場合には, たん白質汚れの洗浄性, 再汚染性は酵素活性に支配されるが, 固体汚れが共存する場合には, 固体汚れの影響を受ける.一方, 固体汚れの布への付着挙動もたん白質汚れ, ならびに酵素作用によって影響を受け, 複合系においては汚れ間, および汚れと配合剤間相互作用の影響が大きい.
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