繊維製品消費科学
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26 巻, 9 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • ―これからの消費科学研究のあり方―
    安井 昭夫
    1985 年 26 巻 9 号 p. 363-367
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 日下 公人
    1985 年 26 巻 9 号 p. 368-373
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―現代若者の意識と行動―
    林 光
    1985 年 26 巻 9 号 p. 374-379
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 岡野 志郎
    1985 年 26 巻 9 号 p. 380-384
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―洗たく布のサイズが変化した場合の洗いムラと浴比との関係―
    花崎 正子, 原田 悠三
    1985 年 26 巻 9 号 p. 385-388
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    1電気洗たく機による洗たくの場合, 実験した浴比内では洗たく布のサイズに関係なく, 洗浄率は浴比の減少とともに低下するが, その傾向は浴比1: 20以下で大きい (2図) .したがって, 洗たくには浴比1: 30以上が望ましい.また, 大サイズ洗たく布では浴比による洗浄率の変化は比較的少ない.
    2洗たく布相互間の洗いムラは洗たく布サイズによって異なった傾向を示す.大サイズ洗たく布の洗いムラは浴比1: 30以下では浴比の低下とともに減少するが, 中・小サイズでは浴比の減少とともに増加する (3図) .しかし, その傾向は小サイズ洗たく布において著しい.
    3洗たく布各部位の洗いムラは, 洗たく布のサイズに関係なく浴比の減少とともに増加するが, 洗浄率は外側, 中間, 中心の順に低下する.これらの傾向は大・中サイズ洗たく布において著しい (4図) .この洗いムラを少なくするためには, とくに大・中サイズ洗たく布の洗たくは浴比1: 30以上が望ましい.
    4洗たく布表裏の洗いムラは, 洗たく布のサイズに関係なく浴比の減少とともに増加し, とくに中心部において大きくなる傾向を示す (5図) .
  • 猪子 忠徳
    1985 年 26 巻 9 号 p. 389-390
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • (第2報) ―ダーツによる曲面形成と衣服圧について―
    関山 和世, 松縄 正登, 山口 正隆
    1985 年 26 巻 9 号 p. 391-396
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    ダーツを入れた布帛の曲面形成について前報と同様の方法を用い, 圧力 (衣服圧) との関連性より検討した.結果は次のとおりである.
    1) ダーツ分量が多くなるにつれ, しわ発生点の曲率は高くなるとともに圧力は低減し, 同一圧力時における曲率および曲率の限界値が増す.
    2) ダーツ高の増加に比例して曲面形成効果が高くなるが, ダーツ分量が多くなるとダーツ高が低くても低圧力時で高曲率を示す.
    布帛にダーツをほどこすことにより曲面形成効果が増し, ダーツの諸条件がその効果に影響をおよぼす.
  • 花田 嘉代子, 三平 和雄, 長谷川 陽子
    1985 年 26 巻 9 号 p. 397-403
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    同一衣服材料で構成され, 人体をおおう面積の異なる種々の女性服装について, 局所別熱抵抗およびクロー値をサーマル・マネキンにより計測し, つぎのような結果が得られた.
    1) 全身をおおう衣服 (きもの (A) , ワンピースドレス (B) , ブラウス+スカート (C) およびブラウス+ズボン (D) のクロー値を比較すると, 立位ではA>C>D>B, 椅坐位ではA>B≒C>Dの順になり, いずれも布の熱抵抗に比して4倍以上の値を示した.
    2) 袖丈, スカート丈, ズボン丈の異なる衣服のクロー値は, 人体をおおう衣服面積が大なるものほど大であり, また同一面積ファクター (fcl) を有する衣服のクロー値はブラウス>スカート>ズボンの順になる.
    3) 袖丈およびスカート丈の異なる衣服を組合せて着用した場合, 衣服のクロー値を増大させるためにはスカート丈を増加する方が袖丈を増加するより有効である.
    4) 種々の上衣, 下衣の組合せにおいて上衣および下衣のクロー値の和とそれらを連結したアンサンブル衣服のクロー値との間にはほぼ直線的関係が存在する.また衣服の重量とアンサンブル衣服との関係でも同様のことがいえる.
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