繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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29 巻, 5 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 清水 賢
    1988 年 29 巻 5 号 p. 170-176
    発行日: 1988/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 浅居 喜代治
    1988 年 29 巻 5 号 p. 177-181
    発行日: 1988/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 中谷 真三代, 鈴木 伸子
    1988 年 29 巻 5 号 p. 182-188
    発行日: 1988/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    和服着装状態において, 白い半衿の有無が肌色の見え方にどのように影響しているかをみるため, 一対比較法による評定を行い検討を加えた.その結果, つぎのような結論をえた.
    1) プロフィール全体的に半衿が, 肌色の見え方に影響を与え, 肌色は明るく, 色みも強く見え, 色相が異なって見えた.
    2) 数量化分析半衿が肌色の明度, 彩度に与える影響は, 和服の色調より色相が, 肌色の色相に与える影響は, 和服の色相より色調が大であった.さらに, カテゴリー別にみれば, 黄およびpトーンの負荷が高かった.
    3) 単純集計半衿の存在は, 3トーンとも肌色の明度, 彩度の見えに変化を与えていた.すなわち, 半衿の効果で肌色がきれいになるものと考えられた.
    4) クロス集計半衿の存在により, 明度, 彩度および色相の各間の関連はかなり高く, なかでも, 明度と彩度の関連が非常に高かった.また, 対象別にみれば, 各項目間の関連が高いのはpトーンに多かった.
    和服着装状態において, とくに肌色部分を注視した場合, 半衿の存在により, 肌色がきれいに見えるものと考えられた.すなわち, 和服の白い半衿は肌色の見え方に多分に影響を与えていた.
  • 安田 武, 浜田 由美
    1988 年 29 巻 5 号 p. 189-192
    発行日: 1988/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 名倉 光雄, 水谷 真弓
    1988 年 29 巻 5 号 p. 193-198
    発行日: 1988/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    毛羽の少ない平らな織物を塩化ビニルシートに接着したラミネート布の曲げ剛性を純曲げ試験機により測定して, 織物の伸長曲げ剛性と圧縮曲げ剛性とを求める方法と, 別に織物のみの伸長S-S曲線から初期伸長抵抗度を測定し, 織物の円筒状試験片を軸方向に圧縮するときのS-S曲線から面内圧縮抵抗度を測定する方法との2種類の方法により, 織物の伸長特性と面方向の圧縮特性とを測定して, それらの値の比を用いて織物の純曲げ変形における中立面の位置を検討した.
    その結果, 本報で用いた織物の曲げの中立面は, 曲げの内側表面から厚さの61~81%のところに在ることが判明した.
  • 山名 信子, 岡部 和代, 進藤 桂子, 楠本 桂子
    1988 年 29 巻 5 号 p. 199-204
    発行日: 1988/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    女子学生 (18歳~24歳) のガードルの着用感テストを短時間着用と長時間着用の2方法で実施した.ガードルの着用感を長・短の着用時間別に求めると共に, 因子分析を行って, 着用感の因子を抽出した.結果の要約は次の通りである.
    (1) 着用感プロフィールはガードルのタイプ (ソフト, ミディアム, ハード) によって異なる.
    (2) ガードルの着用感は, 短時間着用テストも長時間着用テストもあまり変わらない.
    (3) ガードルの着用感に影響を及ぼす主な要因は, 圧迫感, 肌触り感, 適合度感, 温湿感である.
    (4) 女子学生は, ハードタイプのガードルよりも圧迫感の少ないソフトタイプのガードルを好む.
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