繊維製品消費科学
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32 巻, 3 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 第2部 水による繊維の変化
    平松 峻
    1991 年 32 巻 3 号 p. 88-96
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 高橋 明子
    1991 年 32 巻 3 号 p. 97-103
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 八木 昭宏
    1991 年 32 巻 3 号 p. 104-109
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 諸岡 英雄, 諸岡 晴美, 柳生 幸枝, 千葉 五重
    1991 年 32 巻 3 号 p. 112-119
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    本研究はブラウスの肌触りの評価における摩擦特性の役割を明らかにすることを目的としている.1988年に市販された21種の春秋物ブラウスの肌触りが30人の女子大生によって評価されている.ブラウス布の摩擦特性は前腕ベルト法とKES法によって得られている.前腕ベルト法は女子大生の前腕皮膚と布との摩擦を, KES法は布とピアノ線との摩擦を測定している.肌触りと摩擦特性との関連が検討され, 次のような結果を得た.
    1) 肌触りの快適なブラウスはサラサラ, ツルツル, ソフトな肌触りを有し, 不快な物はチクチク, ザラザラ, ゴワゴワしている.前者は絹やポリエステル製にみられ, 後者は麻や麻・木綿混紡製にみられた.
    2) 前腕ベルト法によれば, 快適なブラウスの多くは平均摩擦T/T0が2以下, 摩擦の変動l/l0が1.4以下の摩擦特性を有し, 滑り易い.
    3) KES法のMMD (摩擦係数の平均偏差) が0.025以下のブラウスの多くは快適である.
  • (第1報) ―有機りん系防炎加工綿の性能評価―
    下野 辰久, 京極 興壽郎
    1991 年 32 巻 3 号 p. 120-123
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    高分子分析の1つの手法である熱分解ガスクロマトグラフィーによる防炎加工素材の性能評価の可能性について検討を行った.試料として用いた, 2種の有機りん系防炎加工剤で処理した綿布のパイログラムは, 未処理綿のパイログラムとはかなり異っていた.これは, 加工剤が加熱された際に, 綿の熱分解メカニズムを変化させているためと考えられる.そこで, パイログラム上の4つのピークを対象とし, ピーク面積の変化と各試料の防炎性能の1つの指標である限界酸素指数との関係を調べたところ, 少しばらつきは見られるものの, 明らかな相関が認められた.詳細な検討がさらに必要と考えられるが, このことは熱分解ガスクロマトグラフィーによる防炎加工素材の性能評価が可能であることを示している.
  • ―コンピューターグラフィックスによる映像の明るさ―
    平松 峻, 小谷 昭子
    1991 年 32 巻 3 号 p. 124-129
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    コンピューターグラフィックスによってCRTディスプレイ上に示される繊維製品映像の明るさを研究し次の結果を得た.
    (1) 布の動く映像の平均の明るさ (cdm-2) は理論的にG-HVと示される.ただしVは移動速度 (ms-1) 、GとHは定数 (それぞれcdm-2とcdm-3s) である.これはビデオカメラを用いて得る映像と傾向的に逆である.
    (2) 無地の布の静止映像の平均明るさは理論的にDCf+Eと示される.ただしCfは布のカバーファクター、DとEは定数 (cdm-2) である.これはビデオカメラを用いた映像におけると同じである.
    (3) 上記の結果は実験結果とよく一致する.
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