繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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33 巻, 2 号
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  • 武田 常広
    1992 年 33 巻 2 号 p. 66-71
    発行日: 1992/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 岩田 彬
    1992 年 33 巻 2 号 p. 72-79
    発行日: 1992/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 近藤 智吏
    1992 年 33 巻 2 号 p. 80-86
    発行日: 1992/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 加賀山 茂
    1992 年 33 巻 2 号 p. 87-90
    発行日: 1992/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 加古 武, 片山 明
    1992 年 33 巻 2 号 p. 95-103
    発行日: 1992/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    キトサン [ポリ (N-アセチル-D-グルコサミンの部分脱アセチル化物) ] をパッドードライー洗浄法で3種の再生セルロース系繊維織物 (レーヨン, キュプラおよびポリノジック) に適用した.キトサンが織物の物理的性質および直接染料, 反応染料の染色堅牢性に及ぼす効果を検討した.キトサン処理は織物の剛さを著しく増加させ, 織物に麻ようの風合いを付与する.キトサンはセルロースより疎水性であるので, キトサンで処理した織物ははっ水性を示す.キトサン処理の効果は, 10回繰り返し洗濯後もなお保持されている.染色堅牢度に及ぼすキトサンの影響は, 直接染料の場合, 2, 3の低下する例が見られたが, 反応染料の場合は, わずかなものにすぎなかった.
  • ―服装色について―
    神山 進, 枡田 庸
    1992 年 33 巻 2 号 p. 104-113
    発行日: 1992/02/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    容姿メッセージ評定尺度を用いて, 基本的な服装色が伝える情報内容を測定することが本研究の目的であった.得られた結果は, 次のようなものであった.すなわち, (1) 赤, 榿, 黄, 黄緑, 緑, 青緑, 青, 紫青, 紫, 赤紫, 黒, 白の12の服装色別に, 異なったメッセージが伝達される事態を確認でき, またそれらを測定することができた. (2) 赤, 榿, 黄, 紫青, 黒, 白の各色彩メッセージは, その他の色彩メッセージよりもいっそう明瞭であった.また暖色は寒色よりも, メッセージが一層明瞭であった. (3) 因子分析法により, 各色彩別に4つないしは5つの色彩メッセージ因子が抽出された.例えば赤色の場合には, 「性的魅力」, 「気品」, 「派手さ」, 「世間ずれ」, 「活発さ」と命名された5因子が, 黒色の場合には, 「性的魅力」, 「格式性」, 「気分」, 「反社会性」, 「仕事」と命名された5因子が抽出された. (4) 具体的な衣服のかたちで色彩が提示された本研究の場合を, それが単なる方形や円形で提示された従来の研究と比較した場合, 両色彩メッセージの間には一定の相違が認められた. (5) 服装色メッセージには, 多くの色に共通して, 「性的魅力」, 「気品」, 「お酒落」に関した情報が顕著であった.特に赤色, 黒色, 紫色の服装のいずれもが, 「性的魅力」を伝達すると考えられていた. (6) 服装色の白と黒は, 「女らしさ・顔立ちのよさ・知的さ」を伝達すると考えられていた. (7) 服装色の黄と紫は, 「派手さ・目立ちたがり屋・刺激の追求・挑発」といった意味を伝達した. (8) 服装色の青は, 「堅い仕事への従事・礼儀の尊重」を伝達した. (9) 服装色の緑, 紫, 黒は, 「反社会性」, すなわち社会的に不適応な人柄を伝達した.
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