繊維製品消費科学
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38 巻, 9 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 岩崎 錦
    1997 年 38 巻 9 号 p. 474-477
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 中島 照夫
    1997 年 38 巻 9 号 p. 478-484
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 高寺 由和
    1997 年 38 巻 9 号 p. 485-490
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 岡野 志郎
    1997 年 38 巻 9 号 p. 491-494
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 青柳 太陽
    1997 年 38 巻 9 号 p. 495-501
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 和知 孝雄, 油谷 安孝
    1997 年 38 巻 9 号 p. 507-511
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    この研究の目的は, 関節可動域表示の可動範囲に適用する3次元関節角度の新しい方法を提案することである.この方法は関節可動域 (ROM) を2次元の角に類似する関節立体角と呼ぶ容積的な概念に写す.基本的アイデアは関節立体角が関節可動範囲に対応した単位球面領域の面積として同じように定義できることである.この領域の境界曲線は関節角度をパラメータとして用いる円弧か円と定義した.したがって関節ベクトルに関するベクトル式を球面3角法による関節立体角度のために用いた.この方法の利用例をコンピュータで示す.機能障害の有無でその可動範囲の差異を理解するときこれは有益と考えられる.
  • ―Tシャツからみた女子大学生が抱くスポーツブランドのイメージ―
    井手 幸恵, 風間 健
    1997 年 38 巻 9 号 p. 512-518
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    女子大学生のスポーツブランドに対するイメージを構成する要因を調べるために, Tシャツに着目した.その結果は次のとおりである.
    1) 女子大学生に15の形容語対について5段階評価で回答させた (SD法) .その結果の平均値から, ブランド間において共通の傾向が認められた.
    2) 女子大学生のスポーツブランドに対するイメージを構成する要因は「ラフーソフィスティケート」, 「トラッドートレンディ」および「スポーティープリティ」であることがわかった.これらの3つの因子を用いて20のブランドを図上に位置づけた.
    3) クラスター分析を用いるとブランドは5つに分類することができた.それらが掲載されているカタログ誌の広告から特質を調べ次の結果を得た.
    第1グループ: デリケートの軸に位置づけられ, ベーシック, リッチ, 上品などで表現された.
    第2グループ: トラッドの軸に位置づけられ, 常連服, 飽きがこない, かわいい, 襟元が女性らしいなどで表現された.
    第3グループ: 顕著な特徴なし
    第4グループ: トレンディ&ラフの軸に位置づけられ, ロゴデザインが目を引く, オリジナルロゴが強烈などで表現された.
    第5グループ: スポーティの軸に位置づけられ, スポーティなデザイン, 機能性抜群のスポーツクラブなどで表現された.
  • 陳 東生, 鈴木 希美, 日下部 信幸
    1997 年 38 巻 9 号 p. 519-523
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    曲げ反ばつ性は織物の風合いに寄与する力学的因子の中で極めて重要なものの一つであり, 衣服の風合いや着装外観の美しさに大きな影響を与える.この曲げ反ばつ性と布の基本力学特性の関連性を調べるために, 曲げ反ばつ性試験器を試作し, 夏用紳士スーツ地のウールとポリエステルとの混紡織物を用いて, KES-FBシステムで測定される基本力学特性と試作の曲げ反ばつ性試験器による曲げ反ばつ性との関連性を灰色関連分析方法によって検討した.その結果はつぎのとおりである.
    1) 曲げ反ばつ性試験器によるループ硬さMBとループ反ばつ比MFに対してはKES-FBシステムによる曲げ剛性Bと高い関連があり, ループヒステリシスMHに対しては曲げ及びせん断ヒステリシス2HB, 2HGなどと高い関連があると認められた.
    2) 1) の結果から, 試作の曲げ反ばつ性試験器によって, KES-FBシステムの曲げ剛性B, 曲げ及びせん断ヒステリシス2HB及び2HGなどを大まかに代用できると考えられる.
    3) 灰色関連分析により, ループ硬さMB, ループ反ばつ比MFと関連が高いのは曲げ剛性B, 引張り直線性LT, 引張りレジリエンスRTであり, ループヒステリシスMHと関連が高いのはヒステリシス関係のものであるとの結果が得られたが, 相関分析の結果とはあまり一致しなかった.従って, 関連性を調べる場合は灰色関連分析による関連度と相関分析による相関係数の両者から検討することが望ましい.
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