繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
Print ISSN : 0037-2072
ISSN-L : 0037-2072
41 巻, 7 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 堀江 珠喜
    2000 年 41 巻 7 号 p. 587-588
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 山田 都一
    2000 年 41 巻 7 号 p. 589-595
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―色, 文様, 形態等の視点から―
    庄司 新吾
    2000 年 41 巻 7 号 p. 596-600
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―すべての人の快適な衣生活をめざして―
    見寺 貞子
    2000 年 41 巻 7 号 p. 601-608
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 鋤柄 佐千子
    2000 年 41 巻 7 号 p. 609-613
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 土肥 麻佐子, 小池 美枝子
    2000 年 41 巻 7 号 p. 614-623
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    幼児靴を選択する時に重視する点や不満とすることについての消費者意識を調査し, 先に報告した「幼児靴設計のための足部形態特性」と併せて, 幼児靴購入時および着用時の問題点と足部の形態特性との関連を検討した.調査対象は3歳から6歳の幼稚園児の保護者415名で, 留置法による調査を実施した.この結果, 消費者は無意識的にではあるが形態特性を含め運動機能面・心理面での幼児の成長に伴う発達への靴の不適合を, 問題点と感じていることがわかった.靴を選択する時, 重視する点も成長に伴い変化している.また, 足の痛み等の障害, 歩行中のトラブル, 着脱時の問題点の要因として, 幼児の足は踵が細く甲高なプロポーションである, 足部の前方で形態変化が大きい, といった成長に伴う形態特性に靴の形状が適合していないことがある.これらを勘案し幼児靴を選択するための留意点を見いだした.
  • (第2報) ―美容・化粧品関連一般書籍中の関連記述表現の分析―
    宮脇 英彰, 大矢 勝
    2000 年 41 巻 7 号 p. 624-630
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    美容・化粧品関連一般書籍の中の, 界面活性剤の有害性に関連する記述を分析した.皮膚障害, 発ガン性, 催奇形性などの12の毒性項目と, 生分解性と水棲生物への影響の環境関連2項目の記述を抽出した.記述は3段階 (A, B, C) で評価した.ランクAは合成界面活性剤の有害性を否定し, ランクBは合成界面活性剤の有害性の可能性を指摘して否定する傾向にあり, ランクCは合成界面活性剤の有害性を強調し, 強烈に否定する.
    美容・化粧品関連消費者書籍の大部分はBまたはCランクに属することがわかった.それらは洗剤関連書籍よりも, より強く有害性を強調していた.著者の属性により書籍を分類すると, 次の3カテゴリーに情報が分けられることがわかった. (1) ベンチャー企業による情報で合成界面活性剤を含む他の大企業の製品の有害性を強調することにより自社製品 (主として脂肪酸石けん) を宣伝するもの, (2) 大企業攻撃指向の消費者リーダーによる情報で合成界面活性剤の有害性を強調するもの, (3) 専門家レベルの著者による一般的な科学情報で合成界面活性剤の有害性に否定的であるもの.
  • 平井 郁子, 軍司 敏博
    2000 年 41 巻 7 号 p. 631-639
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    奈良東大寺二月堂, 修二会の儀式の中で, 手漉き和紙の紙衣が使用されている.現在, この紙衣の材料である手漉き和紙を漉いている所は, 全国でもほんの僅かとなった.そこで, 現在使用されている手漉き和紙の特徴を調べるとともに, 後継者が少なくなっている手漉き和紙に代わって, 機械漉き紙や不織布を手漉き和紙に代えることができるのか, 実際にこれらの材料を利用して, 紙衣を試作し検討を加えてみた.
    その結果, 次の様なことが分かった.
    1.機械漉き紙, 不織布 (湿式レーヨンスパンボンド布) は強力が手漉き和紙よりも劣る.
    2.燃焼性は, 防炎加工を施すことにより安全性を確保することができる.
    3.不織布の保温性は, 裏地に晒し木綿を付けて仕上げることにより, 手漉き和紙と同等の保温性を得ることが出来る.
    以上のことから材料の強力に改良を加えることにより, 手漉き和紙以外のものでも紙衣の材料として使用可能であることが分かった.
feedback
Top