当研究は回帰法及びニューラルネットワーク法を応用して, ドレープ形態とサーキュラースカート美感との間の転換様式を作成した.織物のドレープ形態とサーキュラースカートの美感の間には, 平均波高, 平均波谷, ドレープ係数, 平均波切角, 波谷変異係数, 波弧長変異係数, 単波面積変異係数などを含むハッキリしたマイナスの関連性がある.回帰法にしろ, ニューラルネットワーク法にしろ, 両方とも高い決定係数と低い残差がある.実際の美感と予測美感値の相関係数はそれぞれ0.77及び0.85であり, この二つの方法は両方とも高い予測能力があり, その中でもニューラルネットワーク法は回帰法より優れている.
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