繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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44 巻, 8 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 近藤 智吏
    2003 年 44 巻 8 号 p. 448-449
    発行日: 2003/08/25
    公開日: 2010/09/30
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  • 木全 敬止
    2003 年 44 巻 8 号 p. 450-455
    発行日: 2003/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 実
    2003 年 44 巻 8 号 p. 456-460_2
    発行日: 2003/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 博
    2003 年 44 巻 8 号 p. 461-469
    発行日: 2003/08/25
    公開日: 2010/09/30
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  • 今田 尚美, 平田 耕造
    2003 年 44 巻 8 号 p. 470-479
    発行日: 2003/08/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    着衣による皮膚温の不均一分布の生理的影響を想定し, 水潅流スーツによる体幹部および四肢部冷却が, 体温調節反応の部位差にいかなる影響を及ぼすか明らかにする目的で, 健康な女子8名を被験者として安静仰臥位実験を行った.実験は室温30.0±0.5℃, 相対湿度50±3%, 気流0.2m/secに調節された人工気候室にて, 1人につき2種類の実験を1日に1回, 計2回同じ時間帯で行った.水潅流スーツを着用した被験者のスーツ設定温は33℃一定で30分間の安静を保った後, 30, 27, 24℃と30分毎にそれぞれ下降させた.体幹部冷却では33℃から24℃へのスーツ設定温低下によって胸, 背, 手指, 足指部で皮膚温の有意な低下が認められたが, 上腕, 大腿, 下腿では逆に有意に上昇した (p<0.05) .一方, 四肢部冷却では胸部皮膚温のみ有意に上昇し, その他の部位は有意に低下した (p<0.05) .体幹部冷却および四肢部冷却による皮膚血流量は, 大腿部, 手指部で有意に減少したが胸部ではそれとは逆にいずれの冷却でも有意に増加した.冷却していない部位である手指の皮膚温, 皮膚血流量はいずれの冷却によっても低下したが, その低下度は体幹部冷却より四肢部冷却による方が大であった.胸部の皮膚温変化に対する温冷感の感度は, 冷点分布密度の比より高く, 大腿部, 下腿部では低いという結果が得られたが, それにも関らず, 四肢部冷却時の温冷感が体幹部冷却時より寒い側を申告するのは, 四肢部と体幹部の表面積/容積比および皮膚血管反応性の部位差に起因することが示唆された.
  • 笠原 勝次, 佐々木 博昭, 呑海 信雄
    2003 年 44 巻 8 号 p. 480-486
    発行日: 2003/08/25
    公開日: 2010/09/30
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    リョセル繊維のフィブリル化を, 簡便で短時間に行えるミキサー法により検討した.攪拌時間を変えてフィプリルを発生させ, フィブリル化程度の差を目視判定しフィブリル化インデックス (FI) Mとして等級づけを行った.フィブリルの発生状況から, ミキサー処理を15分以上続けるとフィブリルが繊維から分離し始めるので, フィブリル化の正確な比較には処理時間は10分が適当であることがわかった.ミキサーを用いたフィブリル化試験法は簡便でかつ短時間に行なえ, Nicolaiらの摩耗法より得られた結果との相関も良いことが判明した.
    反応染色では, 一官能性反応染料で染色した試料の (FI) M値に変化は見られなかったが, 一部の多官能性反応染料で染色した場合, 大きなフィブリル化抑制効果があることが確認された.FeTNa溶液及び及び10%NaOH溶液で処理した場合, (FI) M値が低下し耐フィブリル化性は向上し, さらに液体アンモニア及び高圧水蒸気処理を施した場合は, 上記処理よりも大きな効果が見られた.本実験で行った加工法では, いずれも耐フィブリル化抑制効果がみられ, 微細構造の変化が寄与しているものと推察される.
  • 2003 年 44 巻 8 号 p. 491
    発行日: 2003年
    公開日: 2010/09/30
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