繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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46 巻, 5 号
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  • 中井 長子
    2005 年 46 巻 5 号 p. 283-287
    発行日: 2005/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 久保川 博夫, 鷹野 直道
    2005 年 46 巻 5 号 p. 288-291
    発行日: 2005/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 西脇 剛史
    2005 年 46 巻 5 号 p. 292-296
    発行日: 2005/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 藤田 健一, 鳥居 隆司, 柴田 実紀, 平原 敦子, 村上 かおり
    2005 年 46 巻 5 号 p. 297-306
    発行日: 2005/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    無機質の微粒子充填複合材料の力学的性質に及ぼす充填微粒子の表面状態の影響について, 我々は数種の中空粒子の比較を行って報告している.本報では, 充填粒子の表面状態がさらに著しく異なる微粒子を取り上げ, 充填微粒子の表面状態が複合材料の力学的性質に及ぼす影響を明らかにした.充填粒子としてはカキ殻を粉砕した微粒子とガラスビーズを使用し比較した.一軸引張実験から得られた複合材料のヤング率や引張り強度と両充填粒子の表面の走査型電子顕微鏡写真から, 表面状態が粗いカキ殻微粒子の方がガラスビーズより複合材料の力学物性に及ぼす影響が大きいことが顕著に認められた.また, それらの複合系について, モデル計算によるヤング率の計算を行った結果, 表面状態が粗い微粒子の方が基材との剥離が生じにくく, それが力学物性の向上に影響していることを裏付けた.
  • 松梨 久仁子, 島崎 恒藏
    2005 年 46 巻 5 号 p. 307-314
    発行日: 2005/05/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    本研究は, 布帛の糊付け加工の効果およびその後の着用などによる糊付け効果の変化について, ダイナミックモジュラステスターにより評価が可能かどうかを検討したものである.
    ソニック法により測定された音速とKES計測システムにより測定された曲げ剛性Bは, いずれも糊付け濃度の増加に伴い大きくなり, ランダムタンブル処理による撹拌作用によって減少する傾向が認められた.音速と曲げ剛性の関係を検討した結果, 糊付けしていないオリジナル試料の音速および曲げ剛性の測定結果を用いて基準化することにより, 布地や布の方向が異なってもある程度きれいに整理できることがわかった.
    基準化されたグラフの1以上の領域においては, 基準化された音速と曲げ剛性の関係から未知の糊付け布の曲げ剛性が比較的良好に推定でき, ソニック法は糊付け布の剛さ評価に利用可能である.
    また, 1以下の領域は, 撹拌作用による糊付け効果の低下が起こる領域であるが, この範囲内にある試料の音速の低下はしわの影響を含んで評価されており, 糊付けしていないオリジナル布を対象とした場合, ダイナミックモジュラステスターはしわ評価試験機としても利用できる可能性を示唆した.
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