繊維製品消費科学
Online ISSN : 1884-6599
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46 巻, 9 号
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  • 林田 隆夫
    2005 年 46 巻 9 号 p. 559-569
    発行日: 2005/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―天然セルロース繊維の中にゼオライトを作る―
    杉山 公寿
    2005 年 46 巻 9 号 p. 570-574
    発行日: 2005/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • ―生糸への撚り掛けの影響―
    佐藤 昌子, 李 〓貞, 前川 輝彦, 高橋 重三
    2005 年 46 巻 9 号 p. 575-584
    発行日: 2005/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    絹繊維の新たな用途開発を目的として, 日9・0×中9・0 (‘Arlake’太糸系) と日1・2×中1・3 (‘Shln-akebono’細糸系) の蚕を飼育し, それらから得た生糸に撚り掛け (撚り数0~2, 000T/m) を行い, その後の各種糸 (精練糸, 撚糸) の光反射特性に及ぼす生糸への撚り掛けの影響を検討した.
    1) 2種の繭糸から繰糸粒数を変化させることによって作製した繭繊度と生糸繊度の異なる精練絹糸の比較から, 生糸繊度が大きくなると反射光強度は低下するが, 繭繊度の影響は小さいことを明らかにした.
    2) 2種の繭糸からほぼ同じ繊度 (30d) の生糸を作製し, 生糸への撚り掛け (0~2, 000T/m) が精練絹糸の光反射特性に及ぼす影響について検討した結果, いずれの繭の絹糸においても, 撚り数が増すにしたがって正反射光強度が低下し, 2, 000T/mにおいて0T/mの50~60%の低下率となるが, 2種の繭間には大きな違いは認められないことを明らかにした.また, 生糸への撚り掛け数による反射光強度低下の傾向は, 精練や撚糸加工によっても変らないが, 精練加工は反射光強度を増大させ, 撚糸加工は低下させることを明らかにした.
    3) 三角断面絹糸と三角断面ポリエステル, および比較として円形断面ポリエステルの反射光特性を比較した.ポリエステル繊維では, 正反射角度近辺で非常に高い反射光強度を示す.それに対し, 絹糸では、反射光強度の曲線はブロードであり, 受光角度依存性が少ないことが分かった.
  • 増田 智恵, 森 綾子, 村田 温子
    2005 年 46 巻 9 号 p. 585-602
    発行日: 2005/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    3次元ファッション・ファクトリ・ブティックシステム開発のための衣服選択支援情報抽出を, 青年女子を消費者として行った.
    希望する服のデザインイメージを表す用語を近年のファッション雑誌から収集 (n=234) , アンケート調査により分類して, 10のイメージ用語として『1.マリン系』, 『2.エスニック系』, 『3.レトロ系』, 『4.カジュアル系』, 『5.スクール系』, 『6.ボーイズ系』, 『7.ハード系』, 『8.ガーリッシュ系』, 『9.シンプル系』, 『10.大人系』を選定した.この10のイメージ用語を用いて60着の服のデザインイメージを5段階評価により分類し, イメージ別の服のデザイン要素を明らかにした.60着の服のイメージは4つの主成分から形成され, 詳細には8つのイメージに分類された.概略的に3つにまとめられたときのデザイン要素の特徴として, 大人系的イメージ (詳細: 7, 9, 10のイメージ, デザイン要素: 上下衣柄無し, 下衣は高いフィット性の傾向) , ガーリッシュ系的イメージ (詳細: 1, 2, 3&8のイメージ, デザイン要素: 上下衣薄くて柔らかな素材, 上下衣のいずれかが有彩色で柄有り) , カジュアル系的イメージ (詳細: 5, 4&6のイメージ, デザイン要素: 上衣柄無し, 下衣は地味で暗い色系のやや硬く厚い素材) である.
    各イメージの代表的な服の3次元着装シミュレーション化を行い, デザイン選択時の支援用イメージモデルを構築した.
  • ―日本繊維製品消費科学会創立以来の研究―
    山田 都一
    2005 年 46 巻 9 号 p. 603-607
    発行日: 2005/09/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
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