繊維製品消費科学
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5 巻, 5 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
  • 桧山 八郎, 浦畑 俊博
    1964 年 5 巻 5 号 p. 229-239
    発行日: 1964/09/20
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 庄司 光
    1964 年 5 巻 5 号 p. 240-246
    発行日: 1964/09/20
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • (第2報) 各種繊維織物の放湿特性
    丹羽 雅子, 野坂 靖子
    1964 年 5 巻 5 号 p. 247-255
    発行日: 1964/09/20
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    被服着用時の着心地の要因の一つと考えられる被服材料の放湿特性ならびに放湿機構について検討した.同一糸つかいで繊維の種類を異にする各種繊維織物を試料とし, 実際の被服着用時の条件に近い測定条件を選び実験した.すなわち, 温度30℃, 湿度81%R.H.にて試料の吸湿が平衡に達した後, 30℃, 50.9%R.H., 無風状態の条件下へ試料を移した時から時間経過に伴なう放湿量を測定した.
    各試料とも放湿過程の初期において急激な放湿が認められ, その後は次第に放湿速度が減少していく.本実験条件の範囲内では, 乾燥機構でいう減率乾燥期の一部に相当するため, 放湿過程を次式で示す減率乾燥期での乾燥速度式にあてはめてみた.
    dw/dt=-k (W-We) W: 時間tにおける含糧We: 時間t=∞における含糧k: 放湿速度定数
    疎水性試料の場合は上式に適合するが, 親水性試料は放湿過程の初期における放湿速度定数に比較して小さい速度定数値をとる第2段階, さらに第3段階の放湿過程に移行することが実験的に認められた.
    したがって, 本実験条件下での放湿挙動は被服材料の親水性, 疎水性が著しく影響し, 親水性試料ほど放湿速度定数は小さく, 放湿が平衡に近づくのに長時間を要する.しかし, 初期の放湿過程における放湿時間は試料間に大差がみられず約10分以内で, この期間においては織物構造因子が関与しているのではないかと推察される.
  • (第1報) 大学女子学生の身体計測的研究
    柳沢 澄子
    1964 年 5 巻 5 号 p. 256-260
    発行日: 1964/09/20
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    日本人女子の体型に適する衣服寸法の基準を設定する目的で, 昭和36年秋, 11大学の22研究者により日本9地区10大学に在籍する女子学生 (合計1, 605人) を対象として身体計測を実施した.計測項目は20項目であるが, 今回はこのうちの10項目をとりあげ, 年令差・学校差について検討を加えるとともに, 総括資料の平均値・準標偏差・相関係数 (対身長及び対胸囲) を用いて推定式を作り, 衣服寸法の基準設定を試みた.
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