繊維製品消費科学
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8 巻, 5 号
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  • 日本繊維製品消費科学会品質表示研究委員会
    1967 年 8 巻 5 号 p. 243-248
    発行日: 1967/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 雅子, 内野 政子, 森下 文子
    1967 年 8 巻 5 号 p. 249-263
    発行日: 1967/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    親水性の綿と疎水性のポリエステル繊維のメリヤス肌着材料を着用した場合の皮膚面から肌着材料を通しての水分移動現象を明らかにし, これらの材料の気孔率が異なる場合の水分移動現象についても検討した.
    さらに, これらの肌着材料の水分移動特性と, 着用感との関係, 着用時の衣服最内層温度・湿度との関係をとらえるため着用実験と材料実験を行なった.
    その結果, 高温高湿の環境条件 (30℃±2℃, 75±10%RH) のもとでの着用実験において, 肌着材料の水分移動特性と着用感の間には, 発汗量の個人差に基づく被験者間の差が大きくみられた.
    肌着材料の水分移動特性は湿潤感と快適感に影響をおよぼし, 発汗量の比較的大きい被験者においては吸湿量, 吸水量, 吸水速度の大きい親水性の肌着材料ほど快適であること, 皮膚上に残留する水分量の少ないほど快適感が高いことなどが認められた.
    衣服最内層温度・湿度は着用感の差異とは直接関係なく, また, 本実験に用いた材料の気孔率 (80~90%) の範囲では着用感に有意な差が認められないことが明らかになった.
  • 小林 茂雄
    1967 年 8 巻 5 号 p. 264-270
    発行日: 1967/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    織物の触感官能量と物理量との対応関係は, 現在までに重回帰法や因子分析法などの統計的方法により研究されてきていろ.しかし, 官能検査のように製品からの情報をもとに評価判定する場合には, 情報理論の考え方が応用できるものと思われる.
    本報では, 婦人用毛織物を例にして情報理論でのあいまいさを表わすエントロピーの考え方により, 触感官能量の解析を試みた.すなわち, 官能量をエントロピーにより計量化し, また記号論理表示による複合的な官能的因子の情報量を推定し, エントロピーにより表わした.毛織物の官能量と物理量との関係については, なめらかさと圧縮性因子 (圧縮率, 厚さ, 比容積) , 硬さと圧縮率, ふくらみと圧縮性因子, 腰と防しわ度との間に比較的よい相関がみられた.
  • 下村 寿
    1967 年 8 巻 5 号 p. 271-278
    発行日: 1967/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 下村 寿
    1967 年 8 巻 5 号 p. 279-285
    発行日: 1967/09/15
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
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